秋なので
10月半ばに義理の両親をミステリーツアーへご招待。
ま、ランチをして、そのあとちょっとお出かけするだけのことなんだけど、義母はそう言って連れ出すと喜んで楽しんでくれるのだ。
ランチのお店はオット実家から車で30分程山道をくねくねと行き、川を渡るとお店はすぐそこ。
通された部屋には畳にテーブルと椅子がある。2年前に着た時は床に座布団だったけれど、これは高齢の両親にも変形股関節症の私にもやさしくてうれしい。
窓の外はすぐそこに川が流れており、道路側の向こう岸には木が並んでいるので道も見えず、とても静か。
緑の中で、川の流れを聞きながら・・・って窓を開けていないので聞こえてこなかったけど(笑)、静かで、お料理もゆっくりと出てくるので、町から少し離れているだけなのに、時間の流れが違うみたいだ。
「マツタケが始まりました」と案内されたので、季節ものだし、と土瓶蒸しと、「胡麻豆腐・鮎・五平餅・デザート」のコースをお願いする。
まずは、土瓶蒸し。
あぁ、いいかおり。
マツタケがしっかり入っていて、二人で1つでも十分にいただけて、ちょうどいい量。
オットはすだちを使わないので、独り占めだよ。ふふふ。
鮎。
10月も半ばなので、もう終わっていたかと思ったけど、10月末までは鮎で、それ以降はヤマメとのこと。よかった、間に合った。ヤマメはヤマメでまた来よう。
前回来たのは夏で、呑み友達の義父とビールをいただいたのだけど、そういえば今回は呑まなかったなぁ。
五平餅
わぁーーー。思わず声が出る。
いつ見てもでっかい、顔くらい大きな五平餅。
お茶碗しっかり2杯分くらいのご飯が、がしがしと握りつけてあるので、ずっしりと重い。
焼きたてであっつあつ。
猫舌なので、かじりつけるまで、しばし待つ。
くせになる旨い味。
これを書いててすでにもう食べに行きたいよ。笑
あまりにも大きくて、一瞬ひるむのだけど
結局はぺろりと食べられる。
ぷふぅーーーーー、おなかがぱんっぱん。
80代の義父も義母もゆっくりゆっくりだけど完食。すごいな。
お茶を飲みながら、外の景色を見ながら、川のせせらぎを感じながらまったりを十分堪能したので、そろそろ次の場所へ向かおう。
一旦実家に、花鋏、新聞紙、お手拭き、輪ゴム、ビニール袋などを取りに戻り、ミステリーツアーなのに、実家で花鋏なんかを借りる。が、バレないので大丈夫。笑
さて、どこへ行くのかな?
とうちゃーく。
初めて来た場所だけど、思った以上に
うわーーーーーーーーーっと一面コスモス。
わりと人もいるけど、広いから全然気にならない。
色んなデイサービスの車が来ては、短い時間だけど、楽しんで、写真を撮って、帰っていく。
うちの母も時々お出かけに連れて行ってもらっては、毎月写真をいただく。
こうやって連れ出してもらってるんだな。
一人のおじいちゃんが空の飛行機に向かって、
おーーい、おーーい、って手を振ってる。
「〇〇さーん、手を振っても見えないよー(笑)」って言われてるけど、
振りたくなるよね。だって気持ちいいもん。
私は近くにいたから、おじいちゃんと、だよねぇ、っと目を合わせて笑い合う。
ここはコスモスのお持ち帰りが自由なので、
そこらへんでみんながコスモスを取っています。取りたい放題。笑
私たちももちろん、お持ち帰りです。
そう。なので、花鋏や新聞紙だったんです。
私はあちこち移動しながら写真を撮りまくり、オットと両親もあちこち移動しながらコスモスを取る。しばしお互い放置。
最近義母も物忘れが多くなって、なんとなくぼんやりしてる事も多かったけど、この日は以前の元気溌剌なシャっキシャキ義母になっていて、そのコスモス、あのコスモス、あれがいい、これがいい、とオットに指示出ししたりしてて、ちょっと懐かしいというか、久しぶりにそんな義母が見れてよかったなぁ。
食後のコーヒーが欠かせないオット両親。
コスモス花見を楽しんだ後は、コーヒータイムです。
両親を送り届けて帰宅。
とりあえず、ペットボトルの上部をカットした即席花瓶にコスモスをがさっと飾る。
義母がコスモスが長く楽しめるように、とつぼみもたくさんついた花を取ってくれていたので、つぼみを育ててみる。
おまけ
最近のQ太郎
この箱がお気に入りで
ほぼここにいるか、あとは妹の部屋で寝てます。
箱にいるQ太郎の写真しかない。笑
ではでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?