【Fare&Qe】5.オンライン授業するなら二極化対策をしないといけないけれど、その方法はまだ思いつかない

 初Zoom授業。補講だけど。本来の授業はオンデマンドでしていて、コメントへの対応+Zoom授業を体験しちゃお★って感じにて。いろいろ言われてるけど、初Zoom授業は、「ラジオ」という感想。

 補講なので、参加自由(途中参加も途中退出もアリ)。で、本日の構成は、次の3部仕立て。
 ①質問・気づきへのフィードバック
 ②ディスカッション
 ③研究・教育に対する姿勢について(1年生の必修科目なので)。
今回のメインは①、②だけど、①は聞いているだけ、②は参加型。結果…全受講者90人中、参加者35人(1/3くらいの参加を想定してたので、予想通り!)⇒「ディスカッションしまーす」で、15人に減る(笑)。「ディスカッションするので、気分が乗らないとか、ダルいってなったら退出してOK★」ってアナウンスすると、おもしろいように減っていく。まぁ、補講ですから。むしろ、私としては、半数弱の15人も残った!って感覚。想定はそのうちの2割くらいで、10人いればいいやと思っていた(働きアリの法則とか、パレートの法則とか言われるアレ)。ただ、今回は2年生の国語専修の子らがいたので、おそらく、ちょっとした忖度があったのではとも思う。そうでなければ、もうちょっとシビアな数字になったかもしれない。そういう状態を見るにつけ、オンライン授業は、本質的には二極化へ向かわせてしまうように思う。だから、本格的にオンライン授業を展開するのであれば、そのあたりの研究も必要だし、二極化へ向かわせないための仕掛けやプラットフォーム作りが必要である。「本格的にするならば」。そして、対面なら、逃げられない空間と身体があるけれど、オンラインでは簡単に逃げられる。それは良さでもあり、悪さでもある。ただ、逃げられずに人と対峙したときに、やはり何かがスパークするのだろう。それが「学び」に含まれることでもあると思う。

 二極化へ向かわせないようにするという課題は大きすぎるので、とりあえず、オンライン授業を成立させるために必要なことを、と言いつつ、これに尽きる気がしている。

「問う」

「問う」ことは、教育の本質でもあり、研究の本質でもある。オンライン授業になって、特に「問う」ということをかなり意識している。それも身近なことに引きつけて。当然のことかもしれないけれど。それでも、「問う」ということが意識化されると、毎時間の「問い」を「明確にすること」「具体的にすること」がかなり強化されている気がする。ただし、疲れる…orz。。。もうちょっとぼーっと授業したい(笑)。それこそ、学生の反応とか見ながら。あと、作りこみすぎている気もする。これはよくない傾向。ゆるゆると授業準備したい。やはり「無駄」「余白」「遊び」が必要だ。

 そんなこんなの初Zoom授業。それでも、少人数でディスカッションもなんとか…と思うでしょ?なんと、ブレイクアウトルームの設定をオンにしてなくてあえなく撃沈よ…。およよ。結局、ディスカッション風やりとりは、私が学生に意見を聞くという、「ラジオDJと(電話出演の)リスナー」みたいな感じに。

ということで、気分はラジオDJのTommy☆がお届けしました。ちゃお♪

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