見出し画像

中国ドラマは役者本人の声じゃない吹き替えが多い 〜華流ドラマあるある〜

中国ドラマは基本役者さんの声は吹き替えられていることが多いですが、これは中国には多種多様な方言があるので、ドラマでは共通語である普通話にしている為。
政府から公用語として定められた標準中国語を使わないといけないとされていたり、撮影後に当局からの指導で脚本が変更されることがわりとあるそう。あと中国各地の出身の役者さんも訛りがある人もいたり、実際の役の設定と違ってしまうなど複合的な理由があるようです。

中国語学習者としては、中国語ドラマはヒアリング学習に適してると言えますね。

クレジットやサイトなどの役者名近くに吹き替えしている配音のキャスト名が記載されてます。
配音あるあるで、「陳情令」の魏無羨と藍忘機と、「漂亮书生(トキメキ☆雲上学堂スキャンダル)」の風承駿と雨楽暄の配音が同じ為、2人の会話のシーンでは他の作品を思い出してしまうという人も。

たまに配音なしの役者さんがいると珍しいと思うのですが、これは標準語に近いからかな?と想像。ちなみに、歌手もされてる刘宇宁さんは本人の声です。歌手ということもあり声が違うと違和感がありそうですね。

それと、SNSや動画サイトだと中国語字幕をついてることが多いのですが、これもどの地域の人でもわかるように入れてるんだろうなと。中国語の標準語と広東語だけでもかなり違いますしね。
中国の番組でたまに各地方の方言で言ってみようと、各出演者の出身の方言で盛り上がってるのを見ます。東京の人が沖縄の方言聞いて、ぜんぜんわからない!と言う感覚と近いかもです。


あと余談ですが、華流ドラマのオープニングやエンディング曲の映像とかでネタバレするのなんなんって思ってしまうww
全編の名場面を集めてクリッピングみたいで、予測できてしまうのも微妙だなと思うですが。文化の違いなのかなと。。。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?