そう、育休とは何か
娘が3ヶ月になった。
体重は6キロを超え、いよいよ、重い。
抱っこ紐が肩にぎゅうぎゅうと食い込み、肩も首もカチコチ状態です。
マッサージ行きたい。
でも、赤ちゃん連れじゃ無理(涙)
娘は最近甘えることを覚え、
だっこしてくれないと大泣きするんだからねっ!と言わんばかりの表情で泣く準備をし、そして、泣く。えー簡単に言うと、いま周りの大人たちは、彼女の支配下におります。
赤ちゃんは、かわいい。
自分の子どもというのは、おめめがぱっちりじゃなくても、二重アゴで首が見えなくても、湿疹が出まくっていても、かわいい。
私から出て来たというのに、今のところ夫の要素しか感じなくても、かわいい。
しかし。
かわいいだけじゃないのが育児というものであり、さらに、赤ちゃんとベタベタしていればいいわけじゃないのが、妻というものです。
ちょっと前に、仲の良い職場の後輩に、
「育休って、ヒマですか?」と訊かれた。
その時私は、
何をおっしゃいます?
という気持ちを抱きつつも、
あーそういえば、私もどこかで、育休中はヒマだろうと期待していたなぁ、と思い出していた。
確かに、育休中は外で稼いでいないので、家での時間はある。でもそれはつまりヒマでしょ?と言われると、ヒマではない。
(※元々「育休中は働いていないので」と書いていましたが、「育休中も働いています!子どもの世話は仕事じゃないんですか!」というようなご意見いただきましたので修正します。ありがたいです。自分が保育士として働いているのに、なのか、だからなのかわかんないけど痲痺してました。育休は稼げない仕事だー!)
さて。今日は、なぜ育休中の女が大変なのかを自己中な目線で書こうとおもいます。
でもこれは完全なる私という個人の意見で、なんの調査もしてないし、なんの根拠もありません。やる気なくてごめんなさい。
それから、えーと。タイトルもやる気なくてごめんなさい。
「そ」の日なんです。
まじめなんです。
※私のエッセイは、実はタイトルの頭文字が「あ」から五十音順になっています。軽い気持ちだったんだけど、書きたいテーマがある時はあいうえお縛りに頭を悩ませます。
・寝不足問題
うちの娘は夜中も3時間毎に1度、にゃーにゃーと言っておっぱいを吸う。おっぱいを吸えばまた眠るので、この問題はそこまで深刻ではない。
でも例えば私に予定があるとして、日中娘と一緒に昼寝ができない場合は、やっぱり疲れが出ます。
3日間昼寝をしないとさすがに限界。4日目は娘を道連れにして眠りこけている。
娘が私に付き合ってくれれば良いけど、そうでない場合。これが辛い!
うちの娘は声がでかいので
「あーぐー!あーぶー!あーあーぶー!」と耳元でやられると寝るに寝られない。ご機嫌ちゃんならまだ良いとして、この状態で
「ぐずぐずぐずぐず、ぎゃー!」となると、私は寝ぼけ眼で一生懸命乳を出してみたり、抱き上げてみたりとどうにか道連れにする方法を考える。
夜中なかなか寝ない赤ちゃんの場合は、毎日これだと思うと、そういう赤ちゃんのママたちを心から尊敬します!!
・置いたら泣く問題
「赤ちゃんなんておっぱい飲んで寝てるだけでしょー」とイメージがある。
まぁ確かにそうなんだけど。問題は、あんまり1人では寝ないということ。
つまり抱っこしてないといけないんですね。
抱っこして寝たなーと思っても、置かれると泣く。ちなみにうちの場合は何パターンかあります。
1、置くと途端に泣きだす
これはもうあれですね。
「わたし起きてるんですけど。」
2、置いて5分後泣きだす
「はっ!わたし寝ちゃってた!?」
うん。めっちゃ寝てたよ。
3、置く前に泣きだす
「まさか置こうとしてる?」
察知されます(涙)
※番外編:深い眠りにより3時間寝続ける
レアすぎて逆に「そろそろ起きれば?」と言いたくなる。大人って勝手。
とにかく、寝てるだけといえども抱っこしてないといけないとなると、問題は起こります。そうです。家事が出来ません。
家事どころか、歯みがきも大変です。胸の前に赤ちゃんがいるわけですから、気をつけないと唾が垂れます。
食事もおそるおそる、こぼさないように。
料理?無理です。火は使えません。
おんぶができれば良いんだけど、首がすわってないんだよねぇ。
洗濯物干しは出来るけど…いちいちしゃがむのが大変。
ということで、赤ちゃんを抱っこしながらだと、倍以上の体力と時間を要します。
だから例えば、脱ぎっぱなしの靴下を拾って洗濯機に入れるのも、充電したケータイを抜くのも、靴を履くのも、いちいちめんどくさいのです。
・お父ちゃんがなかなか帰ってこない問題
うちは一般的なサラリーマン家庭です。
だからだいたいのことは一般的です。
で、問いたいんですけど、
なんで、定時にあがれないの?
もう一度。
ナンデ、テイジニアガレナイノ?
さらにもう一度。
なんで、定時に上がれるようになってないの?じゃぱん。
パパの育休がぼちぼち認められはじめてきています。でも、一般的なサラリーマンは、認められていると言われても会社の雰囲気により、育休とれません。
まぁそれはわかるとしても、
せめて定時に上がろうよ。
でも、一般的なジャパニーズサラリーマンは、みんな一生懸命夜もお仕事です。
夫に訊いても、
「おかしいよなぁ!」と言いますが、
ならどうにかできないのか、と心底疑問です。
でも、どうにもできないのが、ジャパニーズサラリーマンであって、だから定時で上がれないのが日本の会社なんでしょうね。
で。お父ちゃんがなかなか帰ってこない問題が何故そんなに問題なのかと言うと、妻がさみしいからです。そう!わたしがさみしいから!
妻がさみしいのは、大問題!
でも夫はとても協力的で、休日は炊事も洗濯も掃除も一緒に、もしくは全面的にやってくれます。ありがとう。あなたが悪いんじゃないのは知っているよ。
・お風呂ワンオペ問題
先ほどの問題と並行して出てくるのが、これ。
お父さんってお風呂係という印象をお持ちの方多いと思います。
でもうちの平日はほぼ無理です。お父ちゃんが帰宅する頃にはお母ちゃんもおじょうちゃんもぐっすり眠っています。
赤ちゃんのお風呂って、ベビーバスだから赤ちゃんだけ入れれば良い。
と、思っていましたが、赤ちゃんって、大きくなるんだよねー。しまったー!
で、ベビーバスの中で洗ったりしようもんなら赤ちゃんが動きまくって一面(とわたしが)ビショビショになります。つーか無理。狭い。洗えない。
だから、一緒にお風呂に入ります。
どうやって?
首もすわってないのに、どうやって?
1人で寝かされると怒るけど、どうやって??
誰かがいてくれると、わたしがシャワーを浴びている間に抱っこしていてもらえます。
娘のお風呂の後に、濡れた娘をタオルで受け取ってもらえます。
これを1人でやるのは、娘のご機嫌との勝負!
泣くのは仕方ないと思いながらも、正直、2人っきりで大泣きされると、ちょっと焦ります。
しかも、お互い全裸ですからね。。
おむつくらい履きましょう。
パンツくらい履かせてください涙
…と、このように、全部が繋がっているのが育児。
今日は掃除機をかけたい。と思っても、
そのためには娘がご機嫌でいる時に。
そのためには今授乳を。
そのためにはソファーに座らなければ。
そのためにはソファーを片付けなければ。
そのためには娘をどこかに置かなければ。
そのためには娘がご機嫌で…
あれ?
しかも産後の身体と頭はまだ社会に復帰していないので、言葉も出ないし忘れ物も激しい。(元々か)
分かりづらいんだけど、大変なのよね。地味なんだけど。
あーなんだか書いてたらただの愚痴みたいになってしまいました。
でもこういう意見って、実体験した人が発信するのが一番生々しいと思うんですね。
もしかしたらたまたまこれを読んだ育休前の方が心の準備を出来たり、たまたま同じ状況の人が旦那さんにこれを話せたり、会社の偉い人がたまたまこれを読んでフーンと思ってくれたりしたら、いいなぁと思います。
産後は目が疲れやすく、スマホをいじるとすぐに目が痛くなるので、時間はあるのにエッセイさえも書けません。
そんな時間があったらテーブルの上のコップを洗いたい。と思ったらレシートが気になる。レシート捨てる前に家計簿つけなきゃ。と思ったら家計簿見つからない。あ、娘泣いた。あ、よだれも出てる。えーと、スタイどこだっけ。あーベランダに干したままだ。あ!洗濯機に今朝の洗濯物まだ入ってるんだった!
えーとえーと。
とやってる間に1日が終わります。
だからやっとできた久々の更新がうれしい!
いえい!
おめでとう!ありがとう!
そう、そして育休は続く。
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