神と天才と秀才の三角関係を描いた名作『アマデウス』
いままで観てきた映画の中で、自分的に「座右に置いておきたい映画」を少しずつ紹介していくコーナーです。
神と天才と秀才の三角関係を、これほどわかりやすく描いた映画はないと思う。
この映画は、「モーツァルト毒殺説」というスキャンダラスな部分ばかりに光が当たったり、「秀才の天才に対する嫉妬がテーマ」と論じられたりすることが多かったりするのだが、実は、その「三角関係」こそが見所だと思うし、テーマだとも思うのだ。
確かにサリエリのモーツァルトに対する「嫉妬」が軸になっているように