宇宙の数式

私達の間の沈黙が燃えて、燃え尽きた頃には、たぶん私もあなたもそこにはいなくて、宇宙の円周率を確かめている今だけが、きっと、どこまでも永遠に繋がっている。そんな気がして、確かめたあなたの触れた指先、存在と非存在の僅かな隙間で転がって見つめてた。震音に反応したまつ毛の震え、それだけは確かな熱さだった。私と君が生きていることの。

ああこの時のために生まれてきたのねとか、そんな可愛気のある言葉は私の中にはあり得ないから、いつまでも少女ではいられない、枯れてしまう物質的な私を、あなたのどこかでは保存しておいてね。

宇宙を求める数式の中に浮かぶ私達のことを、広大な数式が見つめ返しているわ。

ありがとうございます(•᎑•)
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旧)メオ

ざっくばらん。

詩や短文や散文類の完成品集。
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