名前のない距離

自分以外の体温を知らないから、
コード絡ませ、君が作る音を踏む
色が飛び交う部屋を
分かりきった風で踊る、色を撫でる

笑う、泣く、その感情の差異を知りたい
君は、何見て泣くのだろうか
私は、何に触れ、
君を理解していくだろう
あなたの言葉が表す音の意味を本当には分からないまま、色彩はただ美しく移ろっていく

遠くと近くを跨ぐ、
忙しなく過ぎ行く流れの、
わたしとあなたの、
隙間を埋める音を、温もりを
触れずに温める
あなたの、その仕草ばかりが目に焼き付く

まだ、名前のない距離
まだ、名前のない音
わたしに触れる、
その心の近さを確かめている
その声の体温を確かめている

コードの色を確かめて、乗り遅れないようにリズムを取る
まだ形のない、君の感情を
探している

ありがとうございます(•᎑•)
2

旧)メオ

ざっくばらん。

詩や短文や散文類の完成品集。
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