見出し画像

言葉のことばかり【しばり】

ある日のカラオケ

おじさん同士でカラオケに行くと
発見なんてありません。
またこのメンバーかよ。
またこの唄かよ。って感じ。

今日は新曲があるんだよ朝ドラのテーマ曲。
みたいなこともありますが、
新しい曲を覚えたころは
番組が終わってるころだったりするので、
あまり新曲でもなかったりする。

まあ最近の曲は難易度とキーが高すぎて
いい曲だな。…無理だな。
と、好意から諦めまでの時間が一瞬です。

それでもいつもおなじ曲もつまらないので
そういうときは選曲に「縛り」を入れます。

歳食ってるので知ってる曲は多いですから。

カンタンなところでは、年代しばり。
年寄りばっかのときは特に有効です。

応用編としては、死んだ人しばり。
すでに亡くなっている人の曲しか唄えません。
ああ、この人ももう死んじゃってるのか。
と意外な発見があって楽しめます。

こないだやったのは、
かなりトリッキーですが、天気の唄しばり…。

雨の日なら、まずは雨の唄から始めます。
三善英二の「雨」「雨の御堂筋」「雨の慕情」
意外にあるもんです。
なに?知らない?それは勉強不足ですね。

雨の唄がつきたら、
その他の天気に広げましょう。
はしだのりひことシューベルツの「風」。
「霧の摩周湖」。
「なごり雪」…

雲…雲はむずかしい。
やっと見つけました。
荒井由実の「ひこうき雲」。

これって自殺した友達のことを
唄ってるって知ってました?
…とか言うと場が曇り空になります。

「縛り」はルール

「しばり」って言葉、よく使います。
紐をしばるの「縛る」の名詞ですが、
名詞にする意味がよくわかりません。

縛っている状態?形、種類?
〇〇縛りってまあ、ありますね。
使うのはボーイスカウトか
SMプレイくらいですが…。

会話の中で使う「縛り」は
決まりごとと言うかルールと言うか。

いわゆるゲーム用語ですよね。

「ある条件を満たさない限り
 アガれないとするルール」
麻雀なんかでよく使います。

仕事で企画するときにも使います。
今回はタレント使わない縛りとか、
ロケ縛りとかスタジオ縛りとか、
なんかルールと言うより制限ですが。

自由にアイデアを考えるときも
なんでもいい、と
考え出すと出てきませんが
わざと縛りを作ると考えやすいです。
今日は「子ども」で考えてみようとか。

なるほど、
自分で言ってて思いましたが、
縛りは制限だけど、推進力になる。
ああ、だからゲームで使うのか。

なんか同じとこぐるぐる回ってますね。
ちょっと縛った方がよさそうです。

次回の言葉は「タイプ」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?