最近のアニメは数が多すぎてどれ見たらいいかわからない。…だからハズレは引きたくない！

冬アニメも初回がだいたい出揃いました。
毎回そうですが、
数が多くて、一気に始まるので、
どれを見るべきか、迷っちゃいますよね。

それなりに時間も取られるので、
できればハズレは引きたくない。

特にシニアだと、何が自分に合うのか、
パッと見ではなかなか分かりません。

そうなるとやっぱり間違いないものを選ぶ。
そりゃそうですよね。
いろんなところで紹介されてる
いわゆる「覇権」って言われるやつ。

今期だとやはり
「葬送のフリーレン」と「薬屋のひとりごと」
この二つは間違いない。

ただこれらは前期から引き続きの
２クール目なので、まあ新鮮さはないです。

それ以外にも
「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」
「僕の心のヤバイやつ 第2期」
なんかがありますが、
これらは前作からの続きなので、
前を見てないとやっぱり辛い。

新作だと「ダンジョン飯」が話題ですかね。

今期はB級のレベルが高いです。

まあそんな有名どころを押さえるのは
基本だとして、

どうせならちょっとマニアックな道に
踏み出してみるのはどうでしょう。

事前にそんなに話題にはなってませんが、
一話見たところで、むむ、これは、
と思ったものをいくつかご紹介します。

シニアの胃腸にやさしい、
疲れない作品メインで選んでいます。

「佐々木とピーちゃん」

これはB級なんて言うと失礼ですね。
事前よりかなり期待されてる作品です。

よくある異世界ものではあるのですが、
かなり捻っていて、転生するのではなく、
こっちの世界とあっちの世界を行き来して、

その中で商売したり、
いろんなトラブルに巻き込まれたりする
そういうお話です。

主人公が冴えない中年ってとこも
なんか癒されます。

「姫様“拷問”の時間です」

「拷問」なっておっかないですが、
この拷問の方法が…
これ言っちゃうとネタバレに
なっちゃうのでやめときますが、

とにかく、カケラも辛い気持ちには
ならないです。
逆にちょっとほんわかする。

まあ深刻なことは何も起きないのですが、
その割に作画のレベルは無駄に（失礼）
高くて驚きます。

「ゆびさきと恋々」

「こいこい」じゃなくて「れんれん」です。
コイコイだと花札になっちゃうので。

これ、原作がレディスコミックなので、
おじさんにはちょっと敷居が高いと
感じるかもしれません。

ボクも正直、この絵柄は苦手です。

内容もテーマが
視覚障害者の女の子の恋物語なので、
シビアな題材ではあります。

ですが、すごく丁寧に気持ちよく
描かれているので、
ストレスなく見ることができます。

去年のドラマ「サイレント」に近い
題材ですが、
比べると乙女チックな印象でした。

そんなの恥ずかしくて見られない、
とも思いますが、
まあ誰に知られるわけでもないので、
一人でこっそり見てください。

「治癒魔法の間違った使い方」

これもいわゆる異世界ものですが、
「転生」じゃなくて「召喚」ものです。
なんのこっちゃかもしれませんが、

死んで生まれ変わるのではなくて、
あっちの世界に無理やり連れて行かれる
パターンです。

で、主人公は才能あふれる同級生と
一緒にいたばっかりに、
巻き込まれて一緒に召喚されてしまう。
というちょっとお間抜けな話です。

まだ一話しか見てないので、
マジに行くのかギャグっぽいのか、
この先の展開はわからないのですが、

同級生は勇者っぽい力を得てるのに
主人公は治癒の魔法しかできず、
やたら修行させられる話みたいです。

個人的には
現世では優等生の女性生徒会長が
異世界では厨二病爆発で
キャラが崩れまくってそこが好きです。

「魔法少女にあこがれて」

これは前にも紹介しましたが、
魔法少女ものに見せかけたちょいエロアニメです。

単にえっちなガキ向けと言うよりは、
かなり屈折した変態系なので、
おすすめというわけではありませんが、
その辺興味のある方はぜひ。

スキマ狙いっぽいがなぜか満足できる。

５本ご紹介しましたが、
まだまだあります。
というよりは、多すぎて見きれてません。
またご紹介したいです。

アニメ業界の事情はわかりませんが、
昔からスキマ狙いっぽいゾーンはあって、
真剣に見るんじゃなく、なんとなく流してる
その気持ちよさで見る、という
ジャンルは必ずあります。

ただ、アニメのレベルは決して高くなく、
まあそんなものだよね。しょうがない。
って思ってました。

特にコロナの時期は人材不足が深刻で、
さすがに我慢できないレベルのものや
納期に間に合わずお休みしたり、
ということがありました。

ですが、なんとなく今期見てる感じだと
どれも一定のクオリティは保ってる
そんな感じがします。

作り手は大変だと思いますが
頑張って。

そんな制作者の皆さんのおかげで、
おじさんも素敵な時間をいただいています。

前にこういうのも書きました。
興味ありましたら、ぜひ。