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バルサvsバジャドリード

こんにちは。

雨が上がり、晴れ間も出てきました。
気温が落ち着きましたね。

本日は、早朝にバルサ戦がありました。

ホームのカンプノウでバジャドリードを迎えて。

第三戦目ですが、ホームカンプノウ初白星に向けて、負けられない試合です。

バルサは、クンデの選手登録も完了し、新戦力、若手、ベテランの融合で試合に臨みます。

メンバーは、

GK、テアシュテーゲン、

DFは、右から、クンデ、アラウホ、エリックガルシア、バルデ

MFは、ブスケツ、ガビ、ペドリ

FWは、右から、ハフィーニャ、レヴァンドフスキ、デンベレ。

カンテラ出身が、5名、10代が3名、という若さ溢れるメンバーに。

試合は、開始からバルサがボールを収め、左右揺さぶりながら、相手地内にどんどん侵入していきます。

特に、右のハフィーニャは起点となり、チャンスをどんどん作り出します。

そして、開始23分、ペドリのサイドチェンジから、右サイドのハフィーニャへ。

ハフィーニャが絶妙なクロスを上げ、レバンドフスキが、仕留めて、ゴールゲット。

さらに前半42分、アラウホのDFから、デンベレへ。

デンベレが相手を惹きつけ、中央のペドリへ、ペドリがダイレクトにシュートを打ち、追加点。

前半2−0で終わります。

後半60分から、セルジロベルト、デヨング、アンスファティが出場します。

そして、後半64分。

デンベレが相手を惹きつけ、レバンドフスキへ裏抜けのパス。

これを、絶妙なヒールキックで、ゴールに収め、ドブレーテ達成。

3−0で試合を大きく収めます。

その後、相手のチャンスがありましたが、テアとクンデが防ぎます。

ケシエ、フェラントーレスと追加で入り、

91分、セルジロベルトがゴールを決め、4−0でフィニッシュ。

完封かつ、4得点、内容共に圧勝でした。

強いバルサが戻ってきました。

試合の独自採点をしていきます。6点が平均値。

GK テアシュテーゲン 7
ビッグセーブも連発し、クリーンシートに大きく貢献。ビルドアップも流石の安定感でした。

DF クンデ 6.5
初先発で、右SBで少し慣れないポジションでしたが、持ち前の技術で安定感抜群。シュートブロックもし、失点0に貢献しました。

DF アラウホ 6.5
多少ミスもありましたが、守備では安定感抜群で、カウンターにしっかり対策できていました。欲を言えば、CKで得点が欲しいところ。

DF エリックガルシア 6.5
今季DFで唯一CBのポジションでフルで出場し、シャビの信頼を感じます。守備もしっかりこなし、ビルドアップの質の高さはさすがです。

DF バルデ 6.0
無難にプレーし、10代でこれだけこなせていたら、期待が大きいプレイヤーです。アルバ不在の試合でも良さを活かせるので、楽しみです。

MF ブスケツ 6.0
ブスケツらしいプレーがこなせていました。大きなトピックはありませんが、危険を察知し、攻守の切り替えの中心でした。

MF ガビ 6.5
特に攻撃ではハフィーニャとうまく連携し、相手の嫌な場所に顔を出し、効果的にプレーしていました。守備の貢献度も大きいです。

MF ペドリ 7.0
後半最後はばてていましたが、運動量豊富、チャンスメイク、さらには、今季初ゴールも決め、怖い選手にどんどんなってきました。

FW ハフィーニャ 7.0
ゴールこそありませんでしたが、レヴィへのアシストは絶妙で、その後も攻守に効果的な働きをしていました。どんどん得点に絡んで欲しいです。

FW レバンドフスキ 8.0
異次元のパフォーマンスでした。2得点はもちろん、囮の動き、ポストプレー、前線からの守備もサボらず、世界最高峰の選手であることを毎試合示してくれます。

FW デンベレ 7.5
アシスト2というチャンスメイク力は健在で、ボールを持てば何かが起こる怖さが常にあります。守備もサボらずやり、シャビの元どんどん成長しています。

途中出場

デヨング、アンスファティ、ケシエ、フェランは見せ場なしで評価なし。

セルジロベルトは、7.0。

最後はラッキーゴールでしたが、右SBで相手のゴール前まで顔を出せる運動量、判断力、が素晴らしいです。今季も中盤よりかは右SBが中心となりそうですが、頼もしい選手です。

強いバルサ、美しいバルサが、戻りつつあります。

シャビバルサになって、変化した大きな点は3つ。

1 大型補強の成功で、チームの底上げ、かつ目指すサッカーへ大きく舵を切れた

2 カンテラ、若返りにより、バルサらしさへの回帰

3 シャビの目指すサッカーの浸透

この3つです。

レヴィ、ハフィーニャ、クンデ、クリステンセンは大成功でしょう。

ケシエは今後に重要なピースになれるでしょう。

シャビが目指すサッカーにふさわしい選手の補強は、大きく前進させました。

中央はしっかり収めて、ゴールを決められるスーパーな選手。

サイドは、一人でも崩せ、守備も献身的で、連携もできる選手。

DFは、ビルドアップ、足元がうまく、かつ対人が強固な選手。

大金を叩きましたが、その投資の価値は十二分にある、近年の補強策とは大きく違う有効な補強でしょう。

また、そこにかつては負債案件だったデンベレが、減棒な上に契約更新をし、怪我なく、守備もし、チームの中心になれるように、シャビが再建させました。

ピャニッチもプレシーズン見る限り相当パフォーマンス良かったので、早く試合でも見たいですね。

かつての補強の失敗をシャビが復活させているのは、大きな期待でしょう。


2のカンテラ若返りは、クーマン時代からの引き継ぎもあります。

アンスファティ筆頭に、ペドリ、アラウホ、ガビ、

さらに、今季はエリックガルシアをシャビはどんどん試合に出し、経験を積ませています。

昨日は、カウンターでもしっかり対策していたので、フィジカル面も強化したのでしょう。

おそらくシャビが期待しているのは、アンダー時代からのエリガルのキャプテンシー。

今はブスケツですが、来季は契約満了で退団のため、次のキャプテンが不在です。

アルバやピケも年齢ですし、セルジも先発でない中で、キャプテンシーがある選手を求めているのでしょう。

エリガルは守備さえ改善すれば、ビルドアップは超一流のため、スーパーな選手に化けるかもしれません。

ガビやペドリは10代ながら恐ろしいパフォーマンス力で、アンスファティは10番にふさわしいレベルです。

アラウホは、やはり右SBではなく、CBで大きく輝く選手であることを昨日は示しました。

ここに、来季は、ローンバックで帰ってくるであろう、ニコもいますし、

パブロトーレやアブデも絡んでくると、楽しみでしょうがありません。


シャビの目指すサッカーは、

即時奪回、前線からのハイプレス、両WGがワイドに開き、ボールを支配しながら、サイドで仕掛け、真ん中でしとめるサッカーです。

鍵は、全員が守備意識を持ち、サボらないこと。

そして、サイドは、個人でも打開ができる力があること。

真ん中は、自分でも仕留められ、囮の動きもできること。
さらに、中盤が前線に顔を出し、ゴールに絡むこと。

ここで、昨年は、冬の補強で、トラオレ、オバメヤン、フェラントーレスを補強しました。

今年は、中央にレヴィ、サイドにハフィーニャを補強。

そして今年は、アンスファティの怪我からの復帰、デンベレが契約更新と、手駒が大きく揃いました。

オバメヤンとデパイは、移籍がどうかで前線の層が変わりますが、この4名だけでも相当強力でしょう。

正念場は、フェラントーレス。

出場時間は今年はおそらく少なくなるはずで、それほどハフィーニャ、デンベレ、アンスが強力で、違いを生み出せています。

今年次第で、来季放出リスクもありそうなので、今季得点にしっかり絡んで欲しいです。

バルサは、成長枠がなく、10代でも30代でも実力主義です。

脱メッシという長年の課題を、監督がシャビになり、一気に解決してくれました。

私も含め、多くのファンであるクレは、昨シーズン、C L圏内に入れたことで一定の評価と、今季は、優勝争いをしつつ、借金を返済し、カンテラを育てる、じっくりな一年で、と思っていた人も多かったのではないでしょうか。

そうではなく、シャビは今季はリーガ奪還はもちろん、CLも狙えるような上積みをし、チームを仕上げています。

クレとしては、嬉しい限りですが、ここまでうまくいくとは予想外です。

ここに、ベルナルドシウバが補強できれば、100%完璧ですが、

相当難しいでしょう。

デヨングは、パフォーマンスがあまりよくないのが正直なところですが、残ってくれたら全力で応援します。

今季はW杯イヤーで過密日程のため、どんな選手にもチャンスは多くやってくるはずです。

目標としては、

レバンドフスキは20ゴール以上、

デンベレ、ハフィーニャ、アンスは、10ゴール10アシスト

ペドリ、ガビは、5ゴール5アシスト以上。

を期待しています。

レバンドフスキは既に4ゴール、アンスとデンベレは2アシストと上々です。

フェランやデパイ、オーバも残留するならば二桁を目指して欲しいところ。

メッシ頼みから、全方位で点が取れるチームへ進化、変化中のこのチーム、目が離せません。

素晴らしい試合でした。


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