トレーナーの分類と役割

スポーツトレーナーとしてアスリートを専門にジュニアアスリート、アマチュア選手、プロ選手など様々な競技の選手をサポートしている。

一昔前は【トレーナーにみてもらう】という事は敷居の高いこと、プロ選手や特別な選手だけのイメージだった。
しかし今は一般の方でも気軽にトレーナーにサポートをお願いするような時代になっている。

健康に関して予防医学、未病という考え方が浸透してきたこと。
美脚や美尻、ダイエットなどにお金をかける人が多いこと。
SNSなどネットで簡単に情報が手に入ること。
【トレーナー】という職業が一般に認知されてきたということ。
トレーナー、インストラクターなどが増えたこと。

理由は様々だが、
【誰でもサポートを受けることができる】
これは自体はとても良い事だ。

自分はアスリート専門なので、ここではスポーツ現場の事について掘り下げていきたい。

スポーツ現場には様々なトレーナーがいる。
しかし、残念ながらせっかくトレーナーがついていても、そのトレーナーが本領発揮できていない事がよくある。

“選手、チームが求めている事”、“そのトレーナーができる事”

これにギャップがあると最悪だ。

トレーナー自身も思うような仕事ができない。
選手、チームからは不満が出る。

よくあるのが
・ゴリゴリの治療家がトレーニング指導をしている
というもの。

トレーニングについて勉強していて、素晴らしい指導ができる治療家はもちろんいる。

しかし、残念ながら多くの場合は
トレーニング指導については素人同然だが、謎に自信をもって指導している

間違いのないように言っておくが、治療家批判をしたいのではない。

トレーナーにも色々な専門家がいる

そういう事だ。

お互いがストレスなく、最高のパフォーマンスを発揮するためには
【選手、チームが求めること】
【トレーナーの専門】

これがかみ合う必要がある。

では、多くのトレーナーがいる中でどうやって選べばいいのか?

そのためには
トレーナーの分類と役割

これを知っておくことが大切だ。

その部分を整理していくので自分に合った、チームに合ったトレーナーを選ぶ際のヒントにしてもらいたい。

トレーナーの分類

治療系:鍼灸師、柔道整復師、理学療法士など
傷害による痛みへのアプローチを行うトレーナー。

マッサー系:あんま・マッサージ師など
疲労の蓄積を防ぐトリートメントやリコンディショニングを目的に選手のマッサージを行うトレーナー。

ストレングス系:NSCAなど
競技力強化のために筋力トレーニング、アジリティーなどのトレーニングを計画し指導を行うトレーナー。

ハイブリッド系:鍼灸師、柔道整復師、理学療法士など
治療からトレーニングまで行うトレーナー。日本のスポーツ現場ではニーズが高い。

アスレティックトレーナー:日本体育協会AT、NATA
応急処置からコンディショニング、競技復帰へのリハビリテーション、スポーツ傷害の予防、トレーニング指導を行うトレーナー。

インストラクト系
マシンやトレーニング機器の使用法を説明したり、ヨガやピラティスなどのボディワークを指導する人。

この分類をみるだけでも
何系のトレーナーかによってできる事が全然違う
ということがわかる。

わかりやすく図で確認する。

中央の点線は、日常生活動作を問題なく行える体の状態レベルである。

黒い曲線は選手の状態をあらわす。
最初は怪我もなく状態は上がってきている、しかし怪我などによって日常生活動作レベルも厳しい状態になり、そこから復帰、パフォーマンス向上までの流れである。

これを見ると、どの状態でどの専門家が力を発揮するか理解できると思う。

一言でトレーナーといっても得意分野は大きく異なる。
治療やリハビリを中心にサポートしてもらいたいのか、強化をしてほしいのか、何が専門のトレーナーなのか、ちゃんと見極めて依頼をするべきだ。

ちなみに自分の場合はこの範囲を得意としている。

痛みに関しては、原因によっては改善できる。
ドクター、治療家がみた方が良い場合は、その分野が得意な専門家へ繋げる。

そして痛みや不調、思うように動かせない等の根本的な原因をみつけて解決していくこと。
パフォーマンスに繋げるために細かい部分からつくっていく。
こういった部分を得意としサポートしている。

『リハビリ終了』から『強化トレーニング』
ここの間がうまくいかず悩んでいる選手が多いため、そこのサポートを求める選手は多くいる。

『病院や治療院でのリハビリは終わったけど、トレーニングを再開して動いていると、また痛みが出てきた。』

よくあるパターンだ。
そういった悩みを解決し、選手の能力をしっかり引き出し最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしている。

トレーナーの役割

トレーナーとしての役割も色々ある。

⒈怪我予防
⇒外傷・障害を予防するための対策を考え実践する

⒉応急処置
⇒緊急時の対応について事前準備をし、外傷・障害が発生した際、医療機関を受診するまでに必要な処置を行う

⒊リハビリテーション
⇒競技復帰に向けてのサポート、予防のための指導など行う

⒋コンディショニング
⇒より良いパフォーマンスを発揮するために身体、メンタル、環境などを調整する

⒌測定と評価
⇒選手の現状を的確に把握し、その後のプラン、選手のモチベーションに活かす

⒍健康管理、連携
⇒スタッフとのコミュニケーションをとり、選手の健康管理をする

⒎指導、アドバイス
⇒選手に対してだけではなく、スタッフ等に対しても必要な情報を提供しアドバイスを行う

こういった役割についても、トレーナーによって『何をどこまで出来るのか』が変わってくる。

自分の場合
コンディショニング、強化プラン、怪我予防、リハビリテーション、健康管理、健康管理、アドバイス
これらは積極的に行う。

メンタルコントロール、栄養、目標設定、セルフケアなどについては選手やスタッフだけでなく、育成年代であれば保護者に対してもアドバイスを行う。

自分にできない部分は専門家に繋げて、正しい情報を伝えていくようにしている。

依頼する側:【どんなサポートが必要か】
トレーナー:【できること】と【できないこと】

ここを整理するだけでもミスマッチは減る。

こういった事をベースに

実践力・現場力のあるトレーナー

そして最も重要な

人間として魅力のあるトレーナー

そういったトレーナーを探してほしい。

素晴らしいトレーナーはたくさんいる。
しかし、結局は【人と人】

信頼し合い、共に歩んでいける人と挑戦してほしい。

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