英語の発音って運動なの?


少し前のコラムとも関連しますが、学生の方、先生方、社会人の方々へのインタビューを通して、何となく分かってきたのは、どうやら英語の成績(Paper Testの結果)と英語の発音が良いかどうかは、必ずしも関係がないということです。

どちらかと言うと英語の発音は、スポ―ツに近いという方も相当数おられます。へぇ~と感心しつつお聞きしてましたが、同様のご意見が多く聞かれるにつれ、なんか本当にそうなのかぁと感じられるようになってきました。

勿論、実際に英語の会話となると、相手の発言を理解し、自らの発言内容も考える必要があるので、発音だけでは成り立たない訳ですが、こと発音に限定すると、運動に近いという感覚は、的を射ているかもしれません。

皆さんにとって英語の発音=運動と感じることはありますか?

こんな仮説もあります。

発音をやっつける(ある程度習得する)と、相手に自分の発言が伝わる実感がわいてきて、結果、安心感や英語に発することに関して、自信が生まれる。

すると徐々に、英語を発すること自体に緊張しづらくなり、英語で伝える内容の組み立てにより集中できるようになる。

以後は好循環が始まり、英語で会話することが苦でなく、とても楽しい経験に変化する。

よく考えると、母語(私の場合は日本語)で話す際に、発音なんて全く意識しない訳なので、英語を話すときにも、発音から解放されれば、本来、集中すべきこと(つまり、会話の内容だけ)に、集中出来るようになるという理屈です。

発音=運動か?はとっても興味深いテーマでして、我々の今後のソリューション開発の重要なポイントとなりそうです。

何故なら、運動であれば、反復をもって、筋肉と脳の間で、記憶させることで、Muscle Memoryを確立できるはずと考えるからです。

この話は、また別の機会に詳しく纏めます。

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