公認会計士を目指すまで

私が公認会計士を目指したのは大学4回生の時でした。

当時、就職活動をしたこともありましたが、これと言ってやりたいこともなく、かといって大企業に入っての将来も考えられず、どうしたものかと考えてていました。一度金融機関の面接へ呼ばれて、面接を受けた時に面接官から「もし営業をするなら採用してあげよう」と言われたことがありました。営業ではない仕事を希望していたのに、このように言われたことに衝撃をうけました。

その時に、「ああ、会社に入るとこうやって会社の方針には逆らえず、人生が決まってしまうんだな」と感じたことを今でも覚えています。(もちろんそんなことはないのですが・・・)

この出来事から、自分の人生にもっとイニシアティブを持てる仕事をしようと思うようになりました。そして、できれば生涯現役で働きたいと思いました。これは、上記の出来事から、定年を勝手に決められて仕事をやめるということは嫌だと思ったからです。

今後どうしようか考えてた折、ふと公認会計士の資格を知る機会がありました。少し調べてみると「専門家として生きていける」「定年はない」等、私が目指す方向性にぴったりだと思いました。直感で「これだ」と感じました。

そして、翌週には受験予備校へ申し込みを行い勉強をはじめました。

ただ、公認会計士の資格は難関資格のため、新卒の切符を手放してこの資格をとることを選んでよいのかとても迷いました。しかし、直感を信じることの重要性を感じていましたので、「もし受からなかったら、違う道へ行けば良い」と楽観的に考え、資格取得を目指すことを決めました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?