アフリカから学べる備え

マルチェロ・マラヴァシ
哲学者・NGO団体 Cesvi 活動家

9th March 2024

哲学者でもあり、社会における認知機能や集団的知性を研究しているマルチェロ・マラヴァシが、社会的惨事への備えや、アフリカで起きる不平等や抑圧について語ります。

彼は、複雑性理論の実践者として、企業戦略のコンサルティングを行う傍らで、アフリカのNGO団体、Oxfam and Action Against Hungerの最前線に立つ活動家でもあります。その団体は、アフリカ内の5か国の地域で、難民キャンプの運営や、干ばつや紛争によって家を追われた人々からなるコミュニティの支援に取り組んでいます。具体的には、現金の分配、共同組合の設立、農業や牧畜への支援等を行っています。支援を続ける中で、彼は、紛争などの社会的惨事は、偶然ではなく、人間の意思の結果として起こるものであると実感しました。また、一度、惨事が起こると、その回復には長い時間と過程を要します。そのような状況に陥った時、私たちには何ができるのか、準備はできているのかを考える必要があります。

社会的状況の変化を、理論として学ぶだけではなく、実際に最前線で活動するマルチェロから、私たちは多くの学びと気づきを得るでしょう。

トピック

・アフリカから始まる将来の大惨事に、なぜ備えができていないのか？

・アフリカと西欧間の不平等や抑圧はなぜ生まれるのか？

日時: 2024/03/09 (土曜日）

12:00 (UK Time)  21:00 (日本時間)

1時間半 + フリートーク

場所: Zoom meeting  Meeting ID:823 6922 4716


プレゼンター: Satoshi Dáte

言語: 英語＞日本語通訳

マルチェロ・マラヴァシ

NGO団体Oxfam and Action Against Hungerの最前線に立ちながら、社会における認知機能や集団的知性の研究や、複雑性理論の実践者として企業戦略のコンサルティングなど、多岐にわたる方面で活躍する哲学者。