樽本哲について

はじめまして。樽本哲@スタートアップ、非営利組織界隈の弁護士です。note初投稿です。

私は都内で企業や非営利組織向けの法律事務所と法律関連サービスを提供する企業を経営しています。15年前に弁護士としてのキャリアをスタートさせた当初から、世の中にまだ存在しない価値やプロダクト、解決方法を生み出すようなチャレンジに、プレイヤーとして参画することを目標にして、いくつかの企業に資本参加しながら法律顧問や社外役員として企業の成長を支援するということをしてきました。

2011年の東日本大震災をきっかけに、自分の子どもたちも含めた次の世代によりよい社会や環境を残したいという思いを抱くようになり、社会起業やそれらを支える寄付についての勉強を始め、2013年春、仲間の弁護士を集めて、NPOと弁護士がともに学び、実践することを目的にして「NPOのための志的勉強会」を立ち上げ、2018年9月までに29回開催してきました。2013年11月にはこの勉強会の主要メンバーで「NPOのための弁護士ネットワーク」(通称:N弁)という任意団体を立ち上げ、様々なNPO、社会起業家、中間支援団体に法的なサポートの提供、人材紹介、講師や相談員の派遣などをしています。そのような経験が評価されて、NPOを支援する新しい仕組みづくりや法人の設立に声をかけていただく機会が増え、非営利組織評価センターなどいくつかの団体で監事などをしています。

また、日弁連中小企業法律支援センターに所属し、事務局委員のひとりとして中小企業の法的課題に対する支援も行っています。かつて中小企業、とりわけ小規模零細企業は、弁護士にとってそれほど重要な顧客ではなかった時代もありましたが、全労働者の7割を雇用する中小企業が元気でいないとこの国の成長はないということが知られるようになって、日弁連としても業界をあげて応援しようということになり、約9年前に同センターが立ち上がりました。現在、全国の弁護士会から約200名の弁護士が委員として選任されて、中小企業の創業、成長、再生、承継、廃業といった各ライフサイクルに応じた支援を日々研究、実践しています。私は同センターで主に広報を担当しています。

このほか、弁護士業務を通じて知り合った経営者から誘われていくつかのスタートアップに資本参加し、社外役員や顧問としてハンズオン支援をするといった活動も小規模ですが10年以上続けてきました。いくつかの企業は業界で存在感のある企業に育っています。

以上のような企業や非営利組織の支援の実務を通じて培ってきた経験から得られた知見や日々の気づきで、読者に参考になる情報を綴っていきたいと思います。フォローをよろしくお願いします。



この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?