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ホテルではなく、町に滞在することって。

シティホテル、ゲストハウス、民泊、ホステル、ビジネスホテル、カプセルホテル、まちやど、人の家‥旅にしろ出張にしろ、色々な宿泊体験があるけど、ここ数年で、自身の視野や選択肢がググっと拡がってきているのを感じる。


僕は、日本各地を定住せず暮らす生活を2014年から5年間ほど体験してきた。

恐ろしいほどアーカイブが出来ていないが、『日本微住計画』という運営ブログで、今後も今までの知見を蓄積・共有していけたらと思っている。



今回触れたいのは、さいきん耳にする機会が増えた『アルベルゴディフーゾ』や『まちやど』にもあるような、まち全体を一つの宿と見立てるような宿泊体験について。




今日こんなツイートをした。



今まで選択してこなかった『カプセルホテル』に先日泊まってみて、「あれ、これで充分じゃない?」と思う経験をしたのだ。

シャワーは男性用だけで16個もあるし、各部屋ごとにTVがついてるし(普段TV観ない人)、館内着やタオル、アメニティも全部コミコミだし、枕も選べるし、ランドリーも清潔だし、共有スペースもあるし、キレイで快適だし‥

館内での交流がほぼないくらい(共有スペースに長居していたら違うかも)で、これで一泊3,500円なら全然いいよね!って感じだった。



きっと宿泊施設(ホテル業界)にも色んな応用やグラデーションがいま働いていて、ゲストハウスのようなホテル、カプセルホテルのようなホステル、オシャレすぎるラブホ、飲食店のような、本屋のような、飲み屋のような‥と、コンセプトも多様になってきたし、複合型の施設も増え続けている。


(いわゆる)ゲストハウスフリークのゲストハウス離れも、今後起こってくるような気がする。

何を求めている人に来てもらいたいのか、何が提供できるのか、何を大切にしているのか、何を伝えたいのか、サービスしたいのか‥

より一層明確にしていかないと、ボーダーがなくなり区別されてた業種が混ざりあうなかで、思想や個性のないところは、ニーズに合わないところは、大きなところに飲み込まれていってしまいそう。


キャズム理論でいう前半の16%はもう終わり。

一般化し始めてきたなかで、今後どんなポジションをとっていくのか。



面白い業界だと思うので、今後もウォッチしていきたい。




自身の環境の変化、心境の変化、時代の変化によって、今までと違う主張や意図を持った発信も今後あると思いますが、様々な体験・様々な出会いがあってのこと。

誰かが勝手に決めた「どちらか一方」というのが苦手な魚座(しいたけさんも言っている)なので、ご容赦下さい。




メインブログ:日本微住計画
https://satoshohei.com/



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