親は、自分の鏡である

実家に帰り、親と対話する機会が増えた自分が真っ先に思ったこと。

逆はなんとなく、子育てのコラムなどで聞いたことがあったが、「逆もまた真なり」とはよくいったものである。

10年以上東京で一人暮らしをしていたが、その際、悩み苦しんだ点、いやだと思った点、自分で自分が嫌いな点、そのほとんどが、父親が抱えていた。

数年前、欝になりそこから回復してきている父は、まるで欝になりかけた自分自身そのものにも見えた。

これはすごく幸運だなと思った。

他人のあらはよく見えるもので、自分自身では気付かなかった自分の改善すべき点、直すべき点、他人から自分はどう見られるのかが、父親を通して感じることができる。

自分という人間を見直すことで、これからの創作にどう生きるのかが楽しみである。

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