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音声入力で、文体は変わるのか?

こんにちはコピーライターの佐藤(さったか。)です。
以前、私のメルマガで「現在は、原稿の約60%を音声入力で書いている」と解説しました。

この記事では「音声入力のメリット = アイデアをすぐに形にできる」と、音声入力を試してみたことで再確認した「手書きの重要性」について、触れてみたのですが、その後いくつか質問をいただいたので、別の記事にまとめてみました。

こちらの記事では「話すスピードで、文章が書くのは難しそう」「音声入力で文体が変わってしまわないか?」という、二つの質問について書いています。音声入力について気になっていた方は、ご覧ください。

ちなみに現在私が使用している機材は、特別なものではなく、iPhoneの音声入力の機能を使用し、メモアプリに書き込んでいくだけです。そのデータをワープロソフト等に送信して修正を行っています。iPhoneの音声入力は、なかなか優秀で、普通に話している速度でも、ちゃっちゃと変換してくれるので、頼れるパートナーが、せっせと書き留めてくれているような気分になりますよ。

太宰治「駆込み訴え」は、口述筆記で執筆された

作家・太宰治は「駆込み訴え」を美知子夫人に口述筆記させ、執筆したというエピソードがあります(しかも、休むことなく一気に書き上げたらしい。さすが文豪といったところでしょうか)。あらためて作品を読んでみると、話が展開していくにつれ、言葉が溢れるように紡がれていく文章に、口述筆記で執筆された雰囲気が感じられますね。

私の場合は、まだ800字〜1000文字程度の原稿で息切れしてしまうのですが、練習を重ねて「本一冊分の原稿」を、すべて音声入力で執筆できるくらいにまで、レベルを上げていくのを目標にしていきたいと思います。

ちなみに、今皆さんがご覧になっているこの文章も、音声入力で書いている。




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