春寒のカップヌードル
2月23日(金)祝日 小雨
冷たい雨だった。
冷たい雨はきらいじゃない。
ちょっとしゃべっただけで口から白い息がこぼれ出て機関車になった気分だ。
「そんな感じ出してたって結局動けば暑くなるんでしょ」と温暖化の地球をなめてやや薄着で出かけたらとても寒かった。
地球、本気出せば冬っぽくできるんじゃん。
数日前の暖かさにつられて咲いてしまった大きなしだれ梅の木も震え上がっている。
俳句に、「春寒」という季語がある。
春になった後で寒さが戻ったことを表す。立春を過ぎているので暦の上では今はもう春なのである。
しゅんかん と読んでもいいし、 はるさむ と読んでもいいが、
今日あたりの寒さだとしゅんかんの方がふさわしい
はるさむはちょっと温かそうだ。
カップヌードルが食べたくなったので買って帰る。
選べなくて、5種類1個ずつ買って帰った。
お給料日だったので大人買いをしたのだ。
今目の前に5種類のカップヌードルがある。
普通の 青いの 黄色いの 赤いの
横1列に並べたり、高く積み重ねたり、3個・2個で2段にしたり、丸く並べたりして遊ぶ。元々のデザインが良いのでどう配置しても可愛い。
迷った末ノーマルのヌードルを選んだ。
ふたを開けて乾いている状態の姿をちょっと愛でてからお湯を注ぐ。
することと言えば後は食べるだけ。なんたる工程の少なさ。美しい。
熱いこと、しょっぱいこと、麺が口を通りすぎていく快感だけに身をゆだねて食べ終わる。
ごちそう様でした。
▼カップヌードルのこと前にも書いてますね 好きなんでしょうね笑
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