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やりたいこと、やらねばいけないこと、やりたくないことの分類とは

沖縄でよく通っている鍼灸があります。そこの鍼灸師さんは東京から単身沖縄に渡った女性なんです。
那覇に日本屈指の鍼灸師がいて、その方へ弟子入りするために沖縄に渡ったというのがきっかけで、今ここ沖縄に永住しています。

彼女とは、東京の話、沖縄アルアルの出来事などを話し合う、とても安らげる関係で、めちゃくちゃ痛い鍼なんだけれど(その代わりだいぶスッキリするよ)、つい通ってしまうのです。

彼女は、東京の友人などに、
「ほっんと好き勝手に生きているよね」
と言われると言っていました。「そーなのかなぁ」とつぶやきながら。

それで、「でも、たしかに『やりたくないこと』はやってないもんね」と言っていて、同じような感覚の私もそれに完全同意したのでした。

やりたくないことはしない。人生がもったいないよね、と。

問題として挙がったのは、
「やりたいこと」と「やらねばいけないこと」の差でした。
1つの「やりたいこと」を達成するためには、それまでの過程で「やらねばいけないこと」があったりする。だから、この2つを分類することは難しいね、と話し合ったのです。
「やらねばいけないこと」をしたとして、それが「やりたくないこと」につながるのであれば、やらなくていいよね、とも。

特に見極めが難しいのは、よくわからないけれど「やらねばいけないこと」ですね。

鍼灸のおねえさんは、「最近さ、『やらねばいけないこと』も極力排除しているんだよね」と言っていました。
「人生において『やらねばいけないこと』って実はないんじゃない?」と。

どうなんだろう?
そうなのかな?

人生において、「やりたくないこと」も「やらねばいけないこと」も排除できたら、それはとても楽しいことになっちゃいますよね。
実のところ、私はまだ「努力型」から抜け切れていないので、「やらねばいけないこと」の排除には成功していないんですけれど、仕事でもプライベートでも少し考えてみてもいいのかもしれないですね。

そうすると、自分の願望がもっともっと焦点化するのかもしれない。そんなことを思ったのでした。

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