こんにちは。シンガーソングライターのサトウトモミです。

話す時、歌う時、舌が喉を塞いでる感じている方、いますか？
喉に力がぎゅっと入ることで、背中が痛くなったり、呼吸がしにくくなったり。

それ、『舌小帯』がイタズラをしてるのかもしれなくて。
舌小帯とは、舌と下顎を繋いでる、細い帯のことです(私のヘタクソなイラストをどうぞ👅)。

私が「舌小帯短縮症」という、先天的な舌小帯のイビツさを知ったのは、今から2ヶ月半くらい前。
普通、舌小帯は、舌の先よりも奥の方で下顎にくっついて、舌が自由に動くように長く伸びてくれている。
舌小帯短縮症というのは、帯が舌の先っちょに癒着してしまい、筋肉である舌が自由に動いてくれない状態。舌を下方に引っ張ろうとする力が強すぎて、舌が奥に入り込んだり、ひどくなると、気道を塞いでしまう。その状態で無理やり発声するから、体中に力が入る。
私はずっと、この状態。同じ状態の方、世の中にチラホラいるみたい。

喉の違和感をどうにか解決しようといろんなことを調べて、試して、ようやく辿り着いたこのイビツさ。
絶対自由に歌えるようになってやる、絶対歌い続けてやるという、5〜６年のしつこく盛大な願いが叶って、めでたく、判明しました。

どんなにボイストレーニングを受けて普通の舌の先生の発声をマネしようとしても、できないできないできない。

今、発声を教えてくれている先生は普通の舌の持ち主だけど、「話す」「歌う」という「声」全般に精通している先生。この先生と出会ったことで、私の歌手人生が一気に好転💫

「私、舌小帯短縮症かもしれません。」
と伝えた時、すぐに理解して下さって、かなり詳しく教えてくれました。

自分で調べていた時、手術で舌小帯を切ってしまえば普通の長さ・位置になることを知りました。手術自体は、ほんの15分ほど。ただ、今まで縮こまっていた舌が伸びるとなると、かなり滑舌が悪くなる。日本語の発音の仕方が分からなくなる。「やらなきゃ良かった」という声もあったり。

藁にもすがる思いで、この手術を予約していました。
でもなんと、手術日前に、コロナにかかってしまい、キャンセル。

先生にそのことを伝えると、「やらない方がいいと思いますよ。今のままで、絶対なんとかなります。」とのことでした。ああ(涙)。

切ってしまったら元には戻らない。
現状のままで、なんとかなる方法を考えよう。そもそも、舌小帯が短いことで、オリジナルの発声ができるかもしれないって、ものすごい可能性を感じ始めました。ここからが、はじまり。

原因が分かったから、あとは解決策を考えるだけ。良くなる一方。
毎日発見があるから、楽しくて楽しくて。
らんらんらん。

またいつの日か、今度は舌の筋トレをご紹介しようとかなあと思います。これはまだ模索段階だけど、効果的面。自分で編み出したベロストレッチもあります。ノーマル舌小帯の方にも、おすすめ。顔がリフトアップします。

いっぱい歌うぞ〜〜🎤🎤