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性的同意記録サービスについて考える


性的同意記録サービス「キロク」が12月14日に正式リリースされ、青汁王子がXで批評していたので、私も登録して見てみました。

どうでしょう…これ
どういう状況下でこれを使うんでしょうか??

以下、#勝手にコンサル

同意を立証したい側の観点ではなく
「女性が身を守るためのサービス」として開発し直した方がいいのでは
(身を守る必要があるのは「女性」であるとは限らないし、そもそも異性間であるとも限らないことを考慮する必要はあるが)

現状では「同意を立証できないと困る」側が、相手に「キロクを使ってください」とお願いするしかないサービスになっているが、
「同意を求められる側」がもっと積極的に使いたくなるサービスにした方がいい

たとえば…

 ・まず一問目は「妊娠を望んでいますか?」「相手を妊娠させた場合、父親になれますか?」

 ⇒NOの場合:たとえばコンドームのパッケージのバーコードを読んで、同時に送信することで同意が証明される仕組みにする

 ⇒YESの場合:周期記録や妊活のための記録サービスと連動させる

こういうサービスであれば、女性側から「使おう」と提案する動機づけがはたらくはず。

性的同意の立証だけを目的にするのではなく
健康管理や性感染症予防、望まない妊娠を防ぐためのサービスとして開発した結果、ついでに性的同意も証明できるサービスにした方が、現実的に使われるのではないか。

男性も女性もそれぞれ「自分の心と体の健康を守る」ためのサービスとして
まだまだ開発の可能性がある気がする。

しかし現状のままだと、
洗濯機を設置してくれたお兄さんの目の前で書かされるサービス満足度アンケートと同じようで
不満があっても書けないし、意味がない気がする。

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