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【ゼクス】最凶フィーユ【デッキ解説】

1ヶ月ぶりです。
前回の『魔導書TT』はあまりにも人を選ぶデッキだったので、世間の「こいつキモいな」という目が突き刺さって終わりでしたが、今回は将来性もあるデッキを持ってきたので期待に答えられると思います。

といっても今回はXに流れてきたフィーユのデッキリストを見た砂糖水とpotaburuがブラッシュアップした物になります。


◼️フィーユとは

2012年10月26日発売のブースターパック第2弾「巨神の咆哮」で初登場した、主人公2のうちの1人、「剣淵 相馬」のパートナーゼクスです。
ゼクス黎明期から活躍しており、「エルダーターボ」「ダンサーインフェクト」「赤緑官兵衛」「コンボライカン」等のデッキでフィーユの顔を見る事が出来ました。

ダンサーインフェクト
砂糖水選手の初優勝もフィーユでした

イデア期は相手より先にIGOB出来る特性がゲームシステムと噛み合い、常にゲームの中心にいましたが、活躍しすぎたせいかアーク期では「キャラクターデッキ 剣淵相馬」で「森影の獣牙槍 フィーユ」が登場するまで1年以上お仕置きされていたというのは記憶に新しいでしょう。

イデアフィーユ
封神指定13枚入り

◼️現在の「フィーユ」デッキとその問題点

そんなフィーユですが「喝采の先陣 フィーユ」がやはり印象に残るカードではないでしょうか?
「シャッターチャンス! フィーユ」等で盤面とリソース・トラッシュを反復横跳びしているのを眺めていたらいつの間にかライフが無くなっていた経験は皆さんにもあると思います。

ブラボー

他のアークゼクスより待たされた分、使いやすいカードが配られたので登場当初は使われているのをよく見ましたが、最近は見かける事が少なくなりました。
アウェイクンパニッシャーの登場で周りのカードパワーが上昇した事もありますが、それ以外にも現行の「黒緑アークフィーユ」にはいくつかの問題点があります。

①「喝采の先陣フィーユ」に除去が当たる
②「シャッターチャンス フィーユ」のコスト『山札2枚をトラッシュ』が強制なので4ターン目に山札切れが発生する
③リソースリンクの片割れがIG枠を圧迫しているため1〜2ターン目に出せるカード(厳密に言うと公開領域を広げるカード)が少なめで安定性に難がある

使用者によって若干の差はありますが大体こんな感じのデッキリストかと思います。

新しいデッキリストではこの①②③を上手く克服していると言えます。

◼️新しいデッキリスト

赤いオッサンが見えた貴方
お使いのスマホは正常です

◼️このデッキの使い方

A.自分のデッキを6枚以下にして「枢要大罪“怠惰”ベルフェゴール」から「≪最凶生物≫(ザ・ワン)」を相手PS隣接に登場させます。(ベルフェゴールの効果で残りデッキ4枚)

何故出せるのか

B.「≪最凶生物≫(ザ・ワン)」で攻撃します。
C.「狼牙§開化 フィーユ」をデッキ下に置いて「狼牙§継承 剣淵相馬」を登場させます。

D.「狼牙§継承 剣淵相馬」の効果で5枚以下しかない山札を全部見て「狼牙§開化 フィーユ」を手札に加えます。
E.「≪最凶生物≫(ザ・ワン)」の効果で「狼牙§継承 剣淵相馬」をデュナミスに置いて≪最凶生物≫(ザ・ワン)」をリブートします。

B〜Eを繰り返すだけで、リブートの緑または黒リソースの数だけ「≪最凶生物≫(ザ・ワン)」で攻撃する事が出来ます。

リソースさえ確保出来ていればほぼ相手を確殺出来る有限ループになっているので、4ターン目に条件を達成出来るように動いていきます。

1ターン目は3コストプレイ、
2ターン目は「精霊樹“百目鬼”ユグドラシル」「フィーユと相馬 斬棘の絆」「世界を超えた約束 由仁」等で1リソースブースト、

3ターン目絆リンクや開化継承からの
シフト和修吉1ブーストもあり

3ターン目は「森影の獣牙槍 フィーユ」から先手は「絶夢の神姫 ネムレ」、後手は「万物粉砕の葬翼 ニーズホッグ」や「守り合う信頼の約束 相馬」で盤面を作りつつリソースブースト、

ニーズホッグは3+4+8か2+5+8です

4ターン目、「森影の獣牙槍 フィーユ」「シャッターチャンス! フィーユ」で残りデッキ枚数を調整し、「【終焉招来】エンデ」「豊穣の神仰 イシュタル」等で手札に「枢要大罪“怠惰”ベルフェゴール」と「狼牙§開化 フィーユ」を揃えて有限ループ開始といった感じです。

◼️問題点の解消

フィニッシュ手段に対戦相手の妨害を物ともしない「≪最凶生物≫(ザ・ワン)」を導入したため、①の『「喝采の先陣 フィーユ」に除去が当たる』は問題なくなりました。

また、山札を減らす事が有限ループの条件になったため②もメリットを残すだけになりました。

③ですが、「≪最凶生物≫(ザ・ワン)」の導入により「砕き呑む禍嵐 フレスヴェルク」を採用する必要がなくなり、攻撃が終わった自分ゼクスを退ける必要もなくなったため、「ウィンタートリック フィーユ」「ハピネスタイム フィーユ」の4枠が空きました。その4枠に1〜2ターン目でプレイ出来るカードを投入する事で序盤の安定性が少しですが上がる事になりました。

今までありがとうございました

最初に見たリストでは「世界を超えた約束 纏」を採用して1〜2ターン目にプレイ出来るカードを増やしつつ、トラッシュを増やして山札を削る速度も上げていましたが、実際に回してみた所山札自体は焦らずとも4ターン目に削り切れる事がわかったのと、3ターン目にリソース12枚を達成して「絶夢の神姫 ネムレ」からゼクスを展開する流れが一番勝ちやすいとわかったので、「世界を超えた約束 由仁」に変更しました。

他候補たち

そもそも1ターン目は「精霊樹“百目鬼”ユグドラシル」「フィーユと相馬 斬棘の絆」との兼ね合いでチャージに行くゼクスをプレイした方が良いので、どうせ2ターン目にプレイするのなら「世界を超えた約束 由仁」の方が強いです。

「世界を超えた約束 纏」から「上柚木八千代 Another<A>」を出すとトラッシュからコンボパーツを2枚とも回収出来たりもしますが、「世界を超えた約束 由仁」から「狼牙§継承 剣淵相馬」でも十分カバー出来る範囲なのであまり気にしなくて良いと思います。

◼️最後に

朝晩の通勤時間にコツコツと書いていたら2800文字ほどになっていました。
試していたら4ターン目21回攻撃とかも出来たので、アセンションの上から点を取り切れる可能性があり4月から始まる新章環境でも使えると思います。
皆さんも≪最凶生物≫(ザ・ワン)がまだ使えるうちに遊んでみてはいかがでしょうか?

ご意見や感想、質問があれば是非Twitter(現X)への引用リポストやリプライでお願いします。

今回参考にしたデッキです!
ありがとうございます!

おわり


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