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私が地域で暮らしたい理由

先の記事で入院が嫌いと書いた。もちろん入院の中にも良いエピソードはあるけど、総論として辛いことが多すぎた。
そしてそういう嫌なことだけでなく、家で暮らしたい、家の方が良い理由は沢山ある。

・窓を開けて自由に風や光を感じたい
・テレビや音楽をイヤホンなしで聴きたい
・電気は好きにつけ消ししたい
・部屋を好きな温度に出来る
・夜中にポテチをバリバリ音を出して食べたい(あれは元気に咀嚼しないとおいしくない)
・夜中にアイスすぐ食べたい(だから太る)
・アロマができる
・金属音、モニター音がない空間が良い
・Wi-Fi使いたい放題
・何時だって電話できる
・人との比較による苦痛を避けやすい(大部屋では不可避)
・お寿司!お刺身納豆!キムチ!ケーキ!などなど食べたいときに食べられる
・実際は今体的に自由に外に出られないけど、いつでも出られるという安心感
・突然殴られたり水かけられたり大声で怒鳴られる恐怖が少ない
・私のために確保された時間がある(訪看とか支援員とか)
・はさみ、針、糸が自由に使える(私にとっては大事ってかそれないとなんもできない)

などなど…

えーそんなこと?って感じかもだけど、そんなことなのですよ。
逆に言えば病院にいたらこれらが全部「当たり前じゃないことが当たり前」になるわけです。
しかもコロナ禍になり、院内売店にすら自由に行けなくなり、面会も不可になり、余計に苦手意識が高まりました。

今のグループホームもとてもとてもよろしくはない。
けど病院よりは全然よい!そういう比較の中で生きております。

「ここがおちつく」とまではいかなくても「いまはここにいることにしてるんです」かな。けど、いつかは「ここがいいんです」な場に暮らせたらいいよね。

追記:
本当は「地域」とか「在宅」という言葉も好きじゃないのです。
だって、別にアラサーの人が病院でないところで暮らすのって本来当たり前じゃない?
それを「地域」ということはやっぱり「病院」と「地域」って二分が未だにあるんだよね。いや、あるものは否定しても仕方ないから、
「治療すんだね~じゃあどこで暮らしたい。おっけー」位の感じでいけるといいよね。


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