はじめまして、こんにちは。佐東おやすみです。
こちらは裏アドベントカレンダー16番目の記事になります。
ちょっと遅刻してしまいました…すみません。
表に引き続き、私なりのドット絵について、何か書き残していこうと思います。あまり参考にはならないかもしれませんが、あたたかい目で見ていただければ…と思います。

背景ドットを描くようになったのは

私がドット絵を描き始めたころのものです。最初はこんな感じのモチーフ的なドット絵をよく描いていました。
でも、本当に一番最初に描いたのは大きな風景ドットです。
インスタグラムで始めて風景ドット絵を見た時に衝撃が走り「私もこれを描きたい」から、勢いでEDGEの無料版をダウンロード。
いざ描くぞ！何も知らない状況で、自分が撮った写真から、見よう見まねで描いてみる…

「あれ？？？これめっちゃ難しくない？？？？」

早々に大きなドット絵は諦め、まずはアイコンとかモチーフとか、小さいサイズのものから練習を始めよう、そしていつか風景を描けるようになろう。
そう思ったのが私のドット絵生活の始まりでした。

はじめて描いた風景ドット絵

最初はこんな感じ。パースとか、このころは全然知らなかったです。とにかく風景を描きたい一心で描いてました。まだサイズが小さめです。

もっと大きなサイズのドット絵が描きたいと思うようになったのは、TIKIさんというドッターさんの影響が強いのかなと思います。
ドッターで知らない人はいないんじゃないかって位、本当にすごかった。作品を出すスピードもめちゃくちゃ早く、一度気になって「この作品どのくらいで描いてるのですか？」聞いてみたのですが、「今朝から描きました」と言われたときは衝撃過ぎました。ありえない。
TIKIさんの描くドット絵が本当に本当に大好きでした。今でももちろん。永遠のあこがれです。
TIKIさんのドット絵はビル街が多いのですが、それもかなり影響を受けていると思います。
「私もTIKIさんみたいなドット絵が描きたい」

写真トレス時代

始めはとにかくかっこいい絵を早く描き上げたくて、自分で撮った写真をトレスして下書きしていました。だからパースがばっちりなんですね～＾O＾
色も写真とかなり似た色を選んで使っているのでリアルです。そりゃそうだ。

これも写真をトレスしてさびれた風にアレンジしたものです。実はさっきの場所と同じところで撮影しました。（元職場、建て替えでもうすぐ本当の廃墟になる）

３Ｄモデリング時代

室内のパースって難しい。
このころはスケッチupというネット上で無料の３Dツールを利用して下書きをしていました。私の知識では細かいところまでは扱えなかったので、ポイントとなる部分をモデリングしてパースの手掛かりにしていました。

それまでは写真をトレスしていたのですが、その限界を感じてしまって。自分で撮った写真だけだと、イラストの幅が狭まるような気がしていました。現実にはないけど、私の頭の中にある風景をどうにかドット絵にできないのか、その打開策の一つが３Ｄモデリングだったのだと思います。

ちゃんとパースを勉強する。

その３Dモデリング法にも限界を感じていました。
室内以外の、たくさんのビル群を描くには、３Dモデリング技術を高めなければならない。

私にモデリングの習得ができるのか？
習得するまで絵は描かないの？
この古いPCにまたあらたなソフトを入れるの？？？？
何を入れたらいいの？？？？？？？

その時見つけたのが、去年のアドベントカレンダーでもご紹介した本です。
基本にもどろう。ちゃんとパースを学ぼう。

始めてパースを自分で引いて描いたイラストです。
歩道橋の外からのアングルになっているので、これまでの私のように写真のトレスでは描くことができなかったのかなと思います。

でも、これを描き上げるのにかなり時間と体力を使いました。長時間のPCは目にも肩にも負担で、頭痛がひどかった。

ラフはEDGE上で描いたのですが、
細かい部分をどう描くか決めていなかったこと
いろいろ考えながら描き進めたこと
修正が多かったこと
これらが原因だと思います。
「初っ端からドット絵で描くのは、今の私にはちょっと無理があるかな～」

アナログのラフ

そして去年の記事でご紹介した方法を現時点でも行っています。

結局これも時間がかかるのですが・・・。
時間短縮は技量を上げるしかなさそうですね。
でも以前より自分のイメージした風景をより再現できるようになったのかなと思います。

まとめ

自分のドット絵の描き方を振り返ってみて、いろいろ模索してきたのだな…としみじみしております。
成長したのかどうかはちょっと微妙なところですが。
正直、昔描いてたようなドット絵はもう描けないな～と最近感じてしまっています。何かに取りつかれたかのように描いていました…怖いですね。
生活環境もあのころとは変わってしまい、あまり趣味の絵に時間をかけられなくなってきましたが、それでも自分のペースでのんびり続けていきたいです。

ここまで見ていただきありがとうございました。
そして、
表にも裏にも登録するなんて欲張りなくせに遅刻してしまい、大変申し訳ありません。このような楽しい企画に参加させていただき、主催のフクD様はじめ、ご参加の皆様、そしてここまで見てくださった心優しい方々、本当にありがとうございました。
ハッピーXmas！今年もたいへんお世話になりました！来年もよろしくお願いいたします。よいお年を！