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メイキング+α

こんにちは。佐東おやすみです。
今年もアドベントカレンダーに参加させていただきました。

遅刻してしまいすみません…
メイキングを書こうと思っておりましたが、普通に間に合いませんでした…
ラフまでしか終わってない…

ということで、ラフまでのメイキングと、それだけではドット絵の話が全然できないので+αで少しドット絵の話も書きたいと思います。


メイキング

テーマ、設定を決める

まずは設定を考えます。
今回のイラストは
・正方形キャンパス
・夕方のビル 日が沈みきらない位の比較的日差しが強い夕方16:00くらい
・ベランダ
・電車
・植物
・アウトラインのドット絵
をテーマに描いていきます。
一番に決めたことは正方形のキャンパスにすること。
前回描いたドット絵が正方形サイズだったのですが、それが思いのほか丁度よくて心地よかったです。

360×360の絵

今までは480×270が多かったのですが、それだと空間を埋めるのに苦労することもあって。意外と正方形の風景はバランスがとりやすく描きやすいなと感じました。あと、上記のキャンパスサイズは1ドットがいい感じに表現できた気がします。ドット絵らしさを感じつつも程よく描きこめるサイズ。けっこうお勧めです。

そして時間帯。
同じ夕暮れでも様々。今回はまだ太陽が沈みきらず、ビルの壁がオレンジ色で強く染まるような時間帯のイラストにしたいなと思います。

ざっくりラフを描く

ざっくりラフ

ベランダから見おろす感じの構図にしてみました。
そういえば、この度ついにiPadを手に入れたので、アナログ卒業しました…
とにかく楽!!早く手に入れるべきだった。
高かったけど買ってよかった~!

アイレベル、消失点を決める

それではパースを考えながらラフの線を整えていきます。

まずラフの中から基準になりそうなラインを決めて、それを基に消失点を決めます。

たぶんこれがアイレベル

真横の線がアイレベル。たぶん。
アイレベル上にもう一つ消失点をとります。

ちなみにアイビスペイントを使っています。
このパース定規めちゃくちゃ便利だ…。

ではこの2点の消失点を基に、パース定規を使いながら線を整理していきます。

細かく、妥協せず、出来る限り違和感をつぶす

線画

最初のラフからだいぶ変わりましたね。
最初は都会らしく雑居ビルが多めのイメージでしたが、今はアパートやマンションをメインにしました。
ビル同士の関係性にも注意します。窓やドアの大きさ、1階の高さ、部屋の広さ、実際に人間がいたらどうなるか、高さや幅はおかしくないか。

違和感の例。あとで修正しよう。

「バランス変だな」、「何かおかしいかも?」
描き続けることでこの違和感に敏感になっていくように思います。独学で絵を描いているため、これまで技術や経験不足で気づけなかった違和感もたくさんあったと思いますが、現時点の自分で気づける違和感を根気よく修正していくことで少しずつ上達できるのかなと思います。

試し塗り

こんな雰囲気に仕上げていきたいと思います。
それではEDGEでドット絵に仕上げていきます!
〜と言うところですが、まだ作業が進んでいないので、今回はここまでになります。
引き続きメイキングはまた記事にしたいと思います。

風景ドット絵、ちょっとしたこだわり

このままではドット絵の話が少なすぎる…
ということで、誰得?な内容ですが、私がドット絵を描くときにするちょっとしたこだわりをご紹介します。

ちょっとずらす

ビルなどの建物を描くときによくするのですが、縦のラインを少しずらしたります。するとちょっと建物がしなって見える気がします。より立体的に表現できるような感じですかね。ちゃんとした意味はないです、あくまでも個人的なこだわりです。


ただやりすぎるとしつこいしバランスが悪くなるのであくまでちょっと。
やりすぎはNG!



横はそろえる

逆に横斜めの線はできるならそろえます。
ガチャガチャするのもドット絵の味ではあるのですが、比較的整理された線が好きなので、可能な限り横の線はそろえます。もちろんそうも言ってられないときは別ですが。


ちょっとすっきりするような?

本当誰得な内容でしたね…。
もっとドット絵のお話ができればよかったのですが、私自身がまだまだ未熟者ですので、今年はこれにて失礼します。
これからも精進いたします!

それではメリークリスマス!来年もまたよろしくお願いいたします。
佐東おやすみ