さつき

専門は初等教育学の読書大好き大学生。主にエッセイと推しの宣伝などに利用予定。スキやコメ…

さつき

専門は初等教育学の読書大好き大学生。主にエッセイと推しの宣伝などに利用予定。スキやコメントを頂けますとより励みになります。

マガジン

  • 徒然日記

    徒然に書き留めた日記

最近の記事

インターネット・アクターズ

インターネットにはリアクションがある。 ツイートやnoteを書けば誰かの目に触れ、ツイキャスやYouTubeをすれば誰かの耳に届く。 その気になればスマホ1つで世界の裏側にだって届けられる私たちは、過去からすればもはや神様に近い存在なのかもしれない。 ○ ネットには常にリアクションがあり「他者」がいる。 無名であれ有名であれ、そこには必ず「他者」がいる。 名前も顔も知らない誰かと常に繋がっているという空間は、かつて賢人たちが議論を交わしたアテナイの学堂よりも物理的に広い

    • 11年を貴方に

      先日、教員採用試験の一次試験が終了した。 有志が出している解答速報で自己採点をすると、結果は7割。 加点対象の点数を加算すると8割になる。まずまずの出来だ。 会場に着くまでの間、様々なことを考えた。 試験中にしんどくなってしまったら。行き道で症状が出てしまったら。 そもそも、テストをしっかり解けるのか。独学でここまで勉強してきたが、予備校等で力をつけてきた奴らに敵うのか。 様々な不安が頭を巡る中、私は受験会場に着き、無事試験を終えた。 試験中のことは何も覚えていない。

      • 繊細さを武器にする

        最近、強迫性障害の症状が強い。 些細なことであっても感情を大きく揺さぶられるし、何かにつけて「〇〇しなければいけない」と義務の形で考えてしまう。 このnoteだって「毎日更新しなければならない」という自分の心の中に作り出した暗のハードルに引っかかって更新が途絶えてしまっていた。 何をするにも義務の形で捉え、考えすぎてしまうというのは生まれ持ったHSP気質の影響であったりするのかもしれない。 私は逃げるのが苦手である。もっと言えば適切に人の頼みを断ることが苦手である。 そ

        • 「はじめては しっぱいするんだよ。」

          1か月間に渡る教育実習が終了した。その記録と、子どもがかけてくれた、心震える言葉をここに残したい。 実習最後の日、子どもたちから沢山の手紙と寄せ書きを、先生方からは激励の言葉と花束をいただいた。 実習前、色々なことが重なって精神的に参ってしまっていた自分に、こんなにも成長できる力と、それを成し遂げる精神力が残っていたとは思っていなかった。パニックになって途中で早退したり、最悪中止になってしまったらと考えると、実習前からどうにかなってしまいそうなほどの不安だったのである。

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        • 徒然日記
          3本

        記事

          教育実習で見た教育観の変化

           時刻は午前3時。眠れないので、この下書きを書いている。21年ぽっちの人生を、noteに書き残したい。ただその一心で筆を執る。  両親は昔から「早く大人になりなさい」が口癖だった。幼少の頃から大人と同じ水準で物事を考えるよう、耳にタコが出来るほどこの口癖を聞いたものである。  自称・スパルタ教育を推し進める両親は、私が少しでも意に反する行為を取ると強烈な罰を与えた。それはお菓子抜きや、ゲーム機を隠されるなんてあるあるの甘いものではなく、暗い山奥に車で連れていかれ、1人で何

          教育実習で見た教育観の変化

          教育実習と「働く」に似た何か

           「働くとは何だろう。」  小学校に教育実習に来ている今、そんなことを考えた。  実習生として毎朝8時頃に出勤し、子どもたちと一日を過ごす。休み時間は鬼ごっこやドッチボールで遊び、授業では指導教諭のサポートをする。子どもたちが帰った後は、教室の掃除や宿題の丸付けなど事務的な作業をして帰路につく。  家に帰るときには身体中を程よい疲れが、そして「今日も一日生きたなぁ」という安堵が胸を埋め尽くす。  正直俗的な言い方をすると、実習は「最高に楽しい」の一言に尽きる。晩御飯は

          教育実習と「働く」に似た何か

          「読書」の世界を子どもたちに

            突然だが、私は読書が好きだ。  一番好きなジャンルは?と問われると難しいが、本なら大抵のものは好きだ。純文学も大衆小説もどちらも好きだし、現代文学も古典文学も大好きだ。強いて言えばミステリーとエッセイはよく読む。とにかく「本を読む」ということ自体が好きなのである。  様々な意見・見解があると思うが、私は「読書」という営みは著者の価値観や独創性を紐解き、自らの人間性を育てる肥料になるものであると考えている。「たくさんの本を読むことは、たくさんの世界を渡り歩くことと同じ

          「読書」の世界を子どもたちに

          「途立つ」旅人よ。

          「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」  伊勢物語9段『東下り』で在原業平が詠んだ歌だ。  京の都を離れ、隅田川まで足を運んだ一行が、都に残してきた人たちのことを想う気持ちが強く込められた歌である。 ◆  この歌を逆さから読めば、「途立つ/みちたつ」には必ず「残される側」が存在する。  「途立つ」側が「残される側」を想うように、いつの時代も「残される側」は「途立つ」人を見送り、その無事を願う。  「途立つ」人がどんな道を歩むのか。願わく

          「途立つ」旅人よ。

          「個性/無個性」に悩む人へ

           自分は「無個性だ」と悩み続けていた時期がある。まあ、今もその真っ只中なわけであるが、そんな話がしたいわけでは無い。あくまでも私は、このエッセイを読んでくれた人が、心のどこかに抱えているであろう「生き苦しさ」という悩みに、ギャップを形成することができたなら、ただそれだけで満足である。 ◆  悩み続けるきっかけとなったのは、忘れもしない中学3年の音楽の授業である。「何校もの合唱部を全国合唱コンクール金賞に導いた実力派教師」が勤務していたため、合唱コンクールに力を入れていた我

          「個性/無個性」に悩む人へ

          にじさんじとの初めての出会い

          皆様初めまして。さつきと申します。 にじさんじ箱推し勢で、ホロライブ、.LIVE、ぴぐまりおん。や個人勢のVtuberさんたちも視聴している、Vtuber界隈が好きな一般人です。 これからよろしくお願いします。 【自己紹介とnote開設のきっかけ】最初にマイナスなことを発信するのはどうかと思いますが、私は自分発信で何かを発表することが苦手です。自分に自信がなく、緊張でガチガチになってしまったり、不安に苛まれすぎて体調が悪くなったりするレベルで深刻です。 音楽の歌のテス

          にじさんじとの初めての出会い