皐月うしこ

詩、小説など幅広く執筆しています。ここでは溢れた思いを綴る「歌詞」ノートとして活用。歌い手さんコラボ大歓迎!逆ハーレムの要素が性癖。Twitter(@satsuki_ushiko)しています。オリジナルサイト『Fancy Field』https://fancyfield.net/

自作『Orange Bell』

オレンジ色した教会の鐘が鳴る
足音隠して急ぐ家路 ほら

誰もが影を
踏み鳴らして
輝く鐘の声 聴いてない

吐く息さえも
夢をなくして
輝く鐘の音 聞こえない

人は白く染まりゆく
花は白く変わりゆく
煉瓦造りの街並み
わたしの心まで奪えない

オレンジ色した教会の鐘が鳴る
扉を叩いて眠る窓辺 ほら

暖炉の薪は
赤く色づき
輝く鐘の声 聴いてない

吐く息だけが
夢を求めて
輝く鐘の音 知って

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夜更けの円舞曲

真冬の夜に 砕けて散った
不満の月は 欠片を探し

迷い込んだ路地で
ひとり、影を踏んで
響く鼓動隠し夜更けの円舞曲

So ほら 何も見えない
So ほら 誰も知らない

いつか放った戯言を
持て余し溜息
記憶の窓辺で凍えそうで

真冬の雪に 溶けてしまった
不満の星は 身体うずめて

紛れ込んだ町で
ひとり、影を踏んで
叫ぶ鼓動なだめ夜更けの円舞曲

So ほら 風にまかせて
So ほら 両手

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自作歌詞『こいしぐれ』

光浴び 揺れ落ちて
瞳の奥 鳥の舞い
滲む灯火の中で
ひとり涙告げる

紅を差して隠した
遠い記憶の中で
誘うあなたの声が
また私を眠らせる

風が吹き舞い上がり
刹那に壊れた秋扇
風が吹き秋の匂いが
ひらりあなたと出逢う

桐一葉 揺れ落ちて
心の奥 虫の音
陰る灯火の端で
ひとり涙沈む

櫛を通し隠れた
遠い記憶の中で
触れるあなたの指が
また私を眠らせる

風が吹き舞い上がり
刹那に散りゆく

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自作歌詞『夏花火』

ひらりひらり舞う夜の花
キミと肩を並べ
見上げた月の空の下で
ほろり涙つたう

零れたのは酔い心
星が降ったあの日の夏

思い出すことがないのは
忘れたことがないから

夜空に咲いた色とりどりの
花が過去を連れてくるの
あの日の残滓が胸の奥でゆらり
踊る唇の熱が
またひらり舞い落ちる

ひらりひらり散る夜の花
キミと足を運び
見上げた月の影の中で
ほろり涙つたう

零れたのは揺れ心
指が触れたあの

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自作歌詞「どうすればキミに」

どうすればキミに
この思いを伝えられるだろう
どうすればキミに
この思いが届けられるだろう

目を閉じれば笑ってる
キミの顔が浮かぶのに
手の届かない場所で
キミは泣いているのかもしれない

今すぐ空を飛べたなら
会えて抱きしめられるのに
笑い合おうまた共に
空を見上げ願ってる

どうすればキミに
この歌を聞かせられるのだろう
どうすればキミに
この歌を届けられるだろう

目を閉じれば眠ってる

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