3/31のこと

3/31(日)3月が終わるって本当?
今日は休み。明日から出張&6連勤が待っているのでしっかり休息をとろうと休日を謳歌することにする。
午前中、梅崎春生『怠惰の美徳』を読み始める。良い文章。怠けてたって良いじゃないかとしみじみと思う。この世のなか、1000年も経てば何も残らないのだから、役に立たないものやくだらないものを愛して生きていたい。
自己啓発本とは正反対の、いかにして自分を頑張らずに社会をやり過ごすか、みたいな本がどこかにないだろうか。

お昼前に家を出て買い物へ。出張用に長袖のTシャツと、シェーバーの調子が悪いので新調する。お昼を食べ、書店にも立ち寄る。
書店では安藤ゆき『地図にない場所』5巻と近内悠太『利他・ケア・傷の倫理学』、下薗りさ 木田綾子 編『カフカふかふか』を購入する。
夕飯の食材を買って家に帰る。洗濯をしたり、明日の出張の用意をした後、ヤマシタトモコ『違国日記』を1巻から読み返す。
『違国日記』、1巻で槙生さんが
“日記は 今 書きたいことを書けばいい書きたくないことは書かなくていい ほんとうのことを書く必要もない”
と言っているのが本当に好き。自分が今書いているこの日記も、書きたくないことは書いていないし、たまに嘘すら書いている(仕事関係のところとか特に。全然うまくいっていないので)。そうすると決めておけば、嫌な出来事を書こうとして、でも書けなくて日記が続けられなくなるというのを防げるし、何よりたまに読み返したときに嫌な気持ちにならないで済む。自分で書いた日記は、意外と読み返すと面白い。昔の自分も同じことを言っていたり、こんなこと考えていたんだ…!となったり。疲れた…しんどい…みたいなことが書かれている日の日記も、読んでも全く思い出せなかったりして、そのこと自体が救いになったりする。日記は良いものです。

早く寝ないとなので今日はこのくらいで。

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