4/5のこと

4/5(金)すっかり暖かくなった
今日は朝から仕事。出張が終わったと思ったらもう日常。ため息をひとつ吐きたくなります。
今日は新刊に岸正彦 柴崎友香『大阪』や町田康 訳『宇治拾遺物語』、スティーヴン・キング『ビリー・サマーズ』上下巻が入荷していて、少し気分が上向きになる。
出張で不在だった間のあれこれを把握したり処理したりしていたので残業して退勤。
帰りしなに頭木弘樹『口の立つやつが勝つってことでいいのか』にウィリアム・サローヤン『僕の名はアラム』、原作 クワハリ 漫画 出内テツオ『ふつうの軽音部』1巻を購入する。
帰りの電車では『怠惰の美徳』を読み進める。
家に帰り夕飯、お風呂を済ませ、金曜ロードショーで「すずめの戸締まり」を観る。
劇場で観たときもそうでしたがやっぱり芹澤さんが良いキャラだよなと思う。
劇場で観た当時もでしたが、芹澤さんの“この辺ってこんなにキレイな場所だったんだな”に対して鈴芽が“えっここが?キレイ?”と返すのが印象に残る。震災で失われる前の風景を知っている者と、そうでない者とでは見ている景色が全く違う。
自分は無神経にも“キレイ”と言ってしまえる側の人間なのに、それなのにそのわかりあえなさが悲しくて傷ついてしまう。
でも自分は“キレイ”と言ってしまえる側の人間だからこそ、傷ついてばかりはいられなくて、わかりあえないとわかっていながらでも歩み寄ろうとしつづけなければいけないんだろうなと思いました。

話が脱線した気もしますが今日はこのくらいで。

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