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ブログ記事のための写真の選び方

ブログ記事を書き上げたあと写真を選ぶのは、とても心踊る作業です。

本文はすでに書き上がっているので心は軽く、「あとはアップロードするだけ!」と、わくわくするような気持ちになります。

私が使っている無料写真素材のサイトは、「photopin.com」です。

海外のサイトなので、キーワードを英語で設定する必要がありますが、素敵な写真を探すことができるのでおすすめです。

(「photopin.com」からお借りした写真をブログで使用する際には、ブログ記事に撮影者のサイトのURLやタイトルを必ず表示する必要があるので、ご注意下さい)

キーワード検索をすると、該当する写真のサムネイルが画面いっぱいにタイル状に並んで表示されるので、その中から直感的に「これがいいな!」と思うものを選んでゆきます。

このとき、下記のような事柄に気をつけて選ぶようにしています。

【1】画面全体が明るく写っているかどうか

記事の内容にもよるのですが、おおむね「記事を読み終えたあと、さっぱりとした明るい気持ちになれたらいいな……」と思って書いているので、それにあわせて、写真も明るく写っているものを選ぶことが多いです。

ただし例外があって、「抽象的なこと、心の内側に深く潜って内省するような内容」の場合は、神秘的な、少し薄暗い、シュールな感じを与える写真を選ぶことがあります。

【2】何が写っているのか、ひと目で解るかどうか

「記事の内容を、直感的に理解できるようにするため」に写真を添えているので、「何が写っているのか、ひと目で解る」のはとても大切な要素です。

ヨガについて書くときは、ヨガのポーズをとっている女性がメインの写真を選んだり、ブログについて書くときは、ノートパソコンがメインの写真を選んだりします。

【3】くっきりとピントが合っているかどうか

これは個人の好みかもしれませんが、できるだけ「くっきりとピントが合っている写真」を選ぶようにしています。

なぜか、という理由について。

今、この記事を書くまでは「なんとなく、そういう写真がいいと感じるから」としか、思っていませんでした。

あらためて理由を考えてみたところ、おそらく「雑誌のような”紙の媒体”で使用されている写真に近いもの」を選んでいるのかもしれない、と思い至りました。

雑誌の編集方針によって、使用される写真の雰囲気はまったく違うのですが、「日経サイエンス」であるとか、「TIME」であるとか、「わかりにくい内容を、できるだけわかりやすく伝える」ために写真を使っている媒体の影響をかなり受けているのかもしれません。

紙の媒体で使用される写真は、ほとんどはプロのカメラマンが撮影したものと思われます。

撮影に使う機材も非常に高価なものを使い、状況によっては複数のストロボを使って撮影された写真は、やはりアマチュアの撮影した写真とは段違いに鮮やかです。

【4】「非現実的」な雰囲気があるか

この項目は、「個人的な好み」になってしまいます。

あくまで私個人として、本や文章を読むときは「現実とは違うチャンネル」にガチャン、と心のモードを切り替えて集中したい、という気持ちがあるので、「非現実への入り口」となるような雰囲気のある写真を選ぶことが多いように思います。

ただ、あまりにシュールな、芸術的な写真を選ぶと記事の内容と合わなくなってしまうので、「ほんのり非現実的」くらいにとどめるよう、気をつけたりしています。


■まとめ

今回は、個人的な「写真の選び方」について、書いてみました。

この記事を書いてみてはじめて、「自分はそういう基準で写真を選んでいたのか!」と気がついたことがたくさんありました。

「なんとなく、ふんわり感じていることを言語化してみる」というのは、とても刺激的で面白いことでした。

ブログの記事にしなくても、こっそり、Evernoteにあれこれ書いてみると、新たな発見があるかもしれない、と思いました。

自分の「心の中」に眠っている、「次の行動のきっかけになるヒント」が見つかるかもしれません。

photo credit: Eternal-Ray
URL:http://www.flickr.com/photos/55383251@N02/32028873230
Title:Leica M-D typ262 & Leitz Summicron 35mm f/2 V4 Germany
via photopin

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