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J1第7節J2第7節J3第6節プレビュー

皆様ごきげんよう。いかがお過ごしでしょう。

水曜に試合があったと思ったらすぐに土日に試合があって、1週間の流れがすごく早く感じますね。ハイペースすぎて、序文で何を話そうか悩んでしまいます。

さて、週末の試合のプレビューですが、今週は土曜日に取材が入っているため日曜日の試合のみとさせていただきます。土曜はJリーグ見てる暇がないもので。ご了承くださりませ。

では、早速始めていきましょう。今回はJ1から1試合、J3から1試合です。

1.攻撃的スタイルの両雄、北の地で激突

J1第7節
北海道コンサドーレ札幌VS横浜Fマリノス(7/26 13:05)(札幌ドーム)
対戦成績:4勝2分15敗(札幌から見て)
日曜日唯一のデーゲームとなるこの試合。8位の札幌と11位の横浜FMが対戦します。
札幌は前節、今季初のホームゲームを行い、2試合連続のホームゲームとなります。その前節は終盤にFC東京に追いつかれての引き分け。このところ3試合連続での引き分けとなっていますが、再開後未だに負けがありません。
その札幌を最後尾で牽引するのがGKの菅野選手です。これまでクソンユン選手が守護神として君臨していた札幌で菅野選手は第2GKという立ち位置でした。
しかし、クソンユン選手が兵役の関係もあり韓国のクラブへ移籍し、菅野選手が新たにゴールマウスを守ることになりました。
それからの彼がすごい。ハイライトで見るだけでもいくつものビッグセーブでチームを救っています。ベテランらしいコーチングと的確なセービングでチームを引き締める新たな存在になったのです。
その菅野選手、前節Jリーグ通算500試合出場を達成しました。GKでこれだけの数字を残せるのは彼の確かな経験と実績の賜物でしょう。柏時代の2011年にJ1制覇も経験しているベテランが、恐らく今節もゴールに鍵をかける役割を担うでしょう。
1点、札幌で気がかりなのは、鈴木武蔵選手の怪我の具合です。というのも、札幌の引き分け街道が始まったのは鈴木武蔵選手が離脱してから。彼の不在がそのまま成績に直結してしまっています。
もちろん早期復帰が望まれるところですが、新たな得点源の登場にも期待したいところ。前線にはジェイ選手、チャナティップ選手と豊かな顔ぶれが並ぶだけに、新しい攻撃の軸が出てきてほしいですね。
一方、アウェイに乗り込む横浜FMはリーグ戦では今季初の関東以外での試合に挑みます。中断期間を挟んで初めての長距離移動。加えて、水曜にも試合があった中で、選手のコンディションは気になるところです。
今季の横浜FMは前年度王者としては物足りない成績が続く序盤となりました。前節横浜ダービーを制して2勝目を挙げたものの、内容自体はあまり良くありませんでした。特に前半は。
エースがいないとはいえ札幌も攻撃的なチームですし、先制点を与えるのは避けたいところ。撃ち合いにもしたくないところでしょう。
そして、この試合が横浜FMでのラストマッチとなりそうなのが遠藤渓太選手。東京五輪世代の左WGで、昨季のブレイクは優勝に大きく寄与しました。
その遠藤選手がドイツ・ブンデスリーガのウニオン・ベルリンに移籍することになりました。来週は中日にJ1の試合がないため、恐らく今節がラストマッチになると思われます。札幌の地に横浜FMサポーターは向かえませんが、最後の得点に期待がかかります。そして何より、勝って送り出してあげたいですよね。
札幌のミシャ監督、横浜FMのポステコグルー監督。共に明確なスタイルを持った指揮官同士のぶつかり合い。北海道の地で行われるデイゲームは、どんな熱い戦いを見せてくれるのでしょうか。

2.岐阜の前に立ちはだかる昨年の盟友

J3第6節
FC岐阜VSガンバ大阪U-23(7/26 18:00)(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
対戦成績:初対戦
この日行われる唯一のJ3の試合。1年でのJ2復帰を目指す7位の岐阜が15位のG大阪U23を迎え撃ちます。
J3は現在秋田が開幕5連勝で首位を独走しており、その後を鳥取と熊本が追いかける展開となっています。その3チームと岐阜との勝ち点差は1ゲーム以上離れています。まだ序盤とはいえ、これ以上引き離されたくはないところ。下位相手に今節は勝ち点3が絶対欲しい試合となります。
両チームとも攻撃陣は非常に強力です。ホームの岐阜はエースの川西を筆頭に、元日本代表&元J1得点王の前田、長身ストライカーの高崎、2018年にJ3で16得点を決めた富樫と豊富な顔ぶれ。
アウェイのG大阪U23も唐山と川崎のダブルストライカーは決定力が高く、将来性もバツグンです。
お互いの豪華な攻撃陣を迎え撃つCBに今節は注目してみましょう。特にその中でも最注目なのは、G大阪U23のタビナス・ジェファーソン選手です。
昨シーズン岐阜でプレーしていたタビナス選手は今季からG大阪に期限付き移籍で加入。すると、早速U23の守備の要となり、3バック時にはリベロを、4バック時にもCBの一角を務めるようになりました。
フィジカルの高いタビナス選手ですが元々は左SBの選手です。そのタビナス選手を森下監督はあえて守備の要として起用しているのだと思います。彼にCBの適正を見出したのか、はたまた守備面の課題を克服させるためにCBを務めさせているのか。
その真意はわかりませんが、彼の秘めたポテンシャルを発揮させようと熟考しているのは間違いないでしょう。古巣戦となるこの試合、岐阜の強力攻撃陣に、そして岐阜のファンサポーターに、成長した姿を見せられるでしょうか。
一方の岐阜も長身CBコンビの甲斐と橋口がG大阪U23のダブルストライカーをいかに抑えられるかが楽しみなポイントです。両チームのストライカーとCBの攻防から目が離せません。

今節は以上です。空いた時間で新潟と水戸の試合も90分ちゃんと見たいですね。それでは、現地に行かれる方は楽しんできてください!


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