びっくりした、と、一言。

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ミュージカル・リズムステージ「夢色キャスト」
2018/2/8 thu
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※先に謝ります。受け入れられませんでした、ごめんなさい。
こんなのもあったっていう記録でしかないので、ご意見受け止めません。
ファンの方は見ずにリターンをどうぞ。

びっくりした。本当にこの一言に尽きる。
友人に誘われて見たのだけれど、2人して同じ感想だった。これに8000円ものチケ代を出したかと思うと、泣きたくなる。友人はもう一回分チケットがあるらしく、譲りに出すと最後はまとまったけど、苦行だ苦行だと飲みながら発狂気味だった。

何もかもがマジでヤバい。今、ヤバいの言葉には複数の意味合いがあるけれど、今回はもちろんとつけたくなるほど、悪いほうの意味でのヤバい。
歌も(聞いてられない、女優のみっきー以外)、ダンスも(見てられない、アンサンブルに一人だけうまい人いたけど、アンサンブルて)、脚本も(なにそれ)、演出も(なぞの多方向からのせりふ、何あれ)、何もかも全部だ。
そもそも客席明転って必要なのだろうか。観客=脚本家、っていう設定だから、明転スタートってことだったんだろうけどさ。緞帳に当ててた7色を客席に下ろしてから舞台に戻すとかの演出でよくないか。

加えて、キャストはカテコで舞台のタイトル間違えるってどういうことだ。客なめてんのか。これでいいのか、お前たち。

客席に下りてくるくだりがあるなら、観客ももっと乗らないといけないんだろうけど、それだけのパワーもないし、そのタイミングの舞台上のアンサンブルを見ているほうがよっぽど充実した時間。
6人いるアンサンブルのうち1人がしっかり、軸の取れたダンスをする子で、その子しか最後見てなかったよ。それでも、あの子は多分周りと合わせるためにレベルを落としたダンスだったし、力の発揮できない様子が可愛そうだった。

私がキャストだったら、スタッフだったら、こんなのを作るためにこの業界に入ったわけではない、と降りたい。心からそう思える舞台だった。久々に久々な舞台を見てしまったなあという印象。

これで千秋楽有料配信するってんだぜ。
死んだ魚の目しかできないよ。

テレビとかもだけど、批判的な意見に出くわすと、見に行かなければ良いとかそういう言葉が出てくるし、それはごもっともなのだけど、そもそも、見てみないと内容なんて分からないし、こういう感情になるかも分からないんだよなぁ、エンターテインメントって面倒な世界だなぁとつくづく。
頭でも言った通り、こう言うのもあったっていう記憶の置き場所でしか無いから、これからも書いていこう。

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