短編小説集

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ノート

悦ばし一番くじ

祖語の根底を覆すのがその後の懇親会だった。俺とスイは周りのみんなの絡みからなんとか抜け出し、それから懇親会会場とは名前だけの有名料亭の食事会兼...

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185番目の人間。

学校の成績が200人中185番目(下から15番目)の人間が居た。彼はいつも他人のことが気になり、学校の先生、友人、隣人などの目に見えない心の中を知ろう...

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ライチョウ

学校校舎をうろついていると、彼の目に異様な光景が飛び込んできた。どうやら男子生徒が一人の女の子を虐めているようで、物陰から様子を伺っているとそ...

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ユウとトコ

毒を食らわば皿までというが、ここまでの毒とは思っていなかった。血流にのって全身を巡り、ある一か所に集中して肉体を侵食しているのならわかるが、お...

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よもや探偵

公安委員会へ探偵業務の届け出をしたのが昨年の事だ。それから今まで依頼をこなした記憶などなく、私は毎日干物屋でつまみを購入し、一升瓶を担いで豪邸...

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ぼろっこばいのん

諸経費を計算していると松田さんが首を回しながら貴志川のデスクにやって来た。それから何を話したのか覚えていないけれど、たぶん計算間違いをしたこと...

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ブレイクスルー

「到着した。君が言っていた場所だ。かわいそうな子犬を拾ったね。コップからあふれ出す、幻を見る。大丈夫、君だけがおかしいんじゃないと知っている。...

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麒麟の目下

あだ名が「キリン」の男は不思議と首が長くなっているように見える。私の居るところから見ると錯視が強調されるのが原因だと解っているものの、それにし...

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頭痛により執筆不能なので

********************************** 私は手あたり次第執筆不能な言い訳を書き並べてみることにした。 頭痛により...

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【G】

主賓が不在のままパーティーが始まった。テーブルに肘をつく男は妙案を思いつき会場を抜け出す。ステージに小さなテーブルがあり、そこに彼が十三時ちょ...

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