今週から中京が開幕、開幕の重賞戦は芝2000Mで行われる金鯱賞。古馬のG2戦になります。明け4歳勢の強いレースでジャックドールやサートゥルナーリア、ダノンプレミアムな3歳でクラシック路線で成績を残した馬が春初戦で参戦してくるG2戦。今後のG1戦線を占う注目の一戦になります。

中京芝2000M

　左回りの芝2000Mでホームストレッチからスタートして、コースを一回りする。スタート直後に坂があり勾配2％でパワーが必要になります。坂の苦手な馬が位置取りで苦戦する場合もあり、序盤からペースは上がらず隊列が決まると1.2コーナー含んで落ち着く流れ。レースが早くなるのはバックストレッチ中間から下りにかかるあたりからで、ペースがあがり3コーナーに、3.4コーナーの中間が600M地点となり、スパイラルカーブのため入りは緩くスピードも上がるが、出口が急になり馬群はバラけやすい。スタート時に越えた坂と直線は長い412.5Mと直線勝負になりやすいが、大きくコーナーで膨らんだり、坂で苦戦すると伸びを欠く。差し馬が優勢で、次いで先行馬。開幕週も考えると逃げもチャンスはありますが、地力がないと厳しく、追い込み馬にはきついコースになります。