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おへその道しるべ

人は生まれた瞬間に自分の力で生きていく覚悟をしています。それは外の世界を知り、呼吸をし、声を上げ、母からの沢山の愛と栄養を受け取っていたへその緒を離れていくこと。

自律して生きることへの覚悟。

だからこそ、五感を研ぎ澄ませて、新しい世界を知り順応していく力がある。

わたしはその力こそ、人間の魅力そのものだと思っています。

わたし自身がへその緒を巻いて、仮死状態で生まれてきた経験から、生きていることだけで素晴らしいと細胞に刻まれている感覚があります。

そして「人生とは苦しみ味わう」ものだと認識した記憶。だから誰も選ばないもの、誰からも嫌われる存在を選ぶ選択をして生きてきました。

そのおかげでたくさん苦労もしたけれど、本当にたくさんの人に出逢い、たくさんの人の命に触れ、たくさんの人の愛の存在に気づくことができました。

そして何よりも自分そのものが愛であるということ♡

そこに気づいた時に涙が止まりませんでした。
今、ここに命あることの奇跡の連続。

大袈裟だと言う人もいるかもしれませんが、わたしは看護師という仕事を選んだのも今に繋がっています。
たくさんの命に触れたこと。

生きて死ぬことが悲しみで終わるのではないことをたくさんの人に教えていただきました。

「あなたに出逢えてよかった」と目の前で最後のひと呼吸を終える姿から受け取ったメッセージは安心感でした。自分が自分であることへの安心感。

わたしはたくさんの命に触れてきたからこそ、
今コロナウイルスに脅かされている社会、日本、世界に恩返しがしたいです。

本当の自分の声に耳を傾けた時に、自分の愛で地球をぎゅーっと包み込みたくなりました♡

それはコロナウイルスに導かれるようにわたし自身が自分の無力さに気づけたきっかけがあります。

それはそれは無力。

本当に愕然としたし、今まで何してきたんだろうって恥ずかしくなりました。
涙が止まらない悔しさ。
でもそんな恥も罪悪感もわたしが感じていたもの。外に出した時にそれが本当は味わいたかったわたしだったと丸ごと受け入れたくなりました。

本当の自分の姿に立ち戻れて見えた世界はことばに簡単に表現できない温かさと柔らかさ。

生まれる前の記憶です。

それはへその緒で繋がっている絶対的な母との絆。母のお腹で愛に包まれ、身を委ねてぷかぷか浮かぶ安心感。そこに命を宿すことで、おへそを通して人の内側と外側を認識した感動。

へその緒がちゃんと知っている自分の感覚を今こそ思い出し、自分を味わい尽くす生き方と死までの道。

生きると死ぬは隣り合わせの素晴らしき世界。

命の有限があるから、それを味わい尽くす無限の可能性があります。

《人生》って人と人が繋がることで命を宿し生命になり、目の前の人を通して、私として存在する。

様々な経験を通して、自分を味わい尽くし、やがて死として目に見えない存在に帰っていく。

もしかしたら人と人との繋がりはへその緒が導いているのかもしれないと考えたら、おへそに道が見えました。

その素晴らしいおへその道しるべの先で、出逢った人とともにお互いに自分の人生をハグしながら歩んでいきたいんです。

そんな想いで、わたしが本当の自分と出会えた喜びと感謝を形にして、目の前のあなたが本来のあなたと出逢える安心感を心に宿していくサポートになればと思い、おへその道しるべをつくりました。

構想をかたちに♡
もうすぐ公開していきます!