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マルチポテンシャライトを読みながら妄想したこと

HSP/HSSのサイトからマルチポテンシャライトについて書かれた本を見つけ、読んでみました。

【書評】『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』はHSP/HSSなら是非読んで欲しい!勇気がわいてくるから!

「マルチ・ポテンシャライト」とは、さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人のことを言う造語です。ひとつのことを最後までやり遂げられない。スペシャリストになれないまま経験だけが増えていく…。もしもあなたが自分を優柔不断だと責めたり、自信が持てずにいるのなら、是非とも読んでもらいたい本です。


実際に本を読んで、ぐっときたのは
「人生で1つの仕事しか出来ないなんて悪夢だ…」ということ。
わかりみが深い…

これがどのくらい、私にとって悪夢なのか、仕事を「調味料」に置き換えて考えてみました。


ここは、運命の調味料を求めて生きる世界…

「人生にとって一番の幸福とは何か?

それは自分の運命の調味料を知ってこれをかけて食すことである。」

塩ディネーター「自分は、小さい頃はソースだったんですけど、やっぱり安定しているのは塩ということもあり…。親に勧められて大学は塩系に進み、塩に就職しました。社会の変化の中でも常に必要とされている調味料なので、安定して生きていけると思います。好きな食べ方ですか?やっぱりおにぎりですかね。」


砂糖リスト「やっぱりぃ、人気なのは砂糖っしょ!小さいころからずっとあこがれててぇ、砂糖専門学校に行ってぇ、やっと自分の運命の調味料を見つけたなぁって!毎日楽しいですよぉ。好きな食べ方はぁやっぱり卵焼きかなぁ。」


醤油部長「自分の家系は代々醤油なので。他のことは考えたことがないですね。好きな食べ方…無論刺身ですね。」


マヨグラマー「やっぱりこれからの時代はマヨネーズですね。時代が求めている味ですよ。好きな食べ方ですか?サラダです。」


マルチポテンシャライト「塩コショウうっま!醤油砂糖やばい!マヨポン酢最強!」

世間「!?!?!?」

世間「調味料を混ぜるなんて…一つの物を頑張ればいいのに…」

世間「そんな混ぜた味がどの料理に合うと思ってるの?役に立つわけないじゃない。」

世間「一つの調味料を選べないなんて…この子は味覚がおかしいのかしら?」

マルチポテンシャライト「どうして?どの組み合わせがおいしいか、考えるのも楽しいし、料理には料理に合った調味料が必要じゃない?ずっと同じ食べ方じゃ、進化も変化もないよ?」

世間「今までそうしてきて、困らなかったんだから、これからも、誰もがそうすべきだ。まだ、君は運命の調味料に出会えていないだけなんだよ。努力が足りないんだ。」

世間「そんなふらふらした人生で、うまくいくわけないじゃない。」


怖すぎる…
混ぜるという概念はほぼなく、選んだ調味料をかけないという選択しもない。

異職業間でのつながりが世間で知られることはなく、ただ自分が選んだ仕事だけをやる。もちろん、途中で辞めることは許されない。せっかく始めたんだから、もっと(一生)やればいいのにと言われる。

自分の興味を潰してまで、一つの事だけ選ぶなんて怖いな…今着手している仕事が不況やらAI化やらで、明日からなくなったらどうしたらいいの?それだったら、今からいろいろなことに興味をもってそれぞれ技術を磨いていくべきだと思った。

私は私らしい生き方と、仕事を見つけて、人生後悔しないようにしたいな。


*画像はhamahouseさんからお借りしました。

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