「（70年代～80年代初頭の）パンク、ニューウェイヴ、ポストパンク）の
コンピレーション盤がマイブーム」と散々語ってるわけですが、今、私が所有してるコンピ盤ってざっと数えたら30（ボックスは1つと数える）ちょっとくらいしかない。

↓こういうのもコンピ盤っていうよね（ていうかジャケに「コンピ」って書いてあるし！）。ベルギーの初期パンクのバンドの音源を集めたブート盤なんだけど（噂では日本人が出した代物らしいのだ….日本ってパンク好き多いよね。欧州、北米の次にパンク好き人口多いのでは？）。

↓これもコンピだよね。泣く子も黙るラモーンズだけど。うん。ベスト盤じゃなくてコンピだよなぁ。ジョニー・ラモーンが選んだ曲が入った3枚組CDにDVDが付いてる。これもブックレットが素晴らしい。ラモーンズを愛する沢山の絵師がコミックやイラストを手掛けてる。絵が立体で見えるメガネ（紙製で片方青、もう片方赤のセロファンが貼ってあるあれね）まで付いてるよ。

けど、私が好きなのはやはり「自分の好きなジャンルしかかからない有線みたいなコンピ」なんだよね。そう、私が勝手に「ダイクマで買ったコンピ盤」って呼んでるこれみたいなやつ。

収録曲が気になる？こちらです。類似のコンピ盤にもよく入ってるバンドや曲ばかりだけどねぇ。これ、前にも言及したけど、パンクって銘打ってても「パンクでござい！！」みたいな選曲ばかりじゃない。ニューウェイヴやポストパンクに分類されるバンドがかなり占めている。

これ、Vol.2もあって、vol.1とバンドがかなり被ってる。
ちなみにこれを買ったのはどこだか忘れたがダイクマではないのは確か。

で、中学生の頃の私みたいな、パンクに興味があるけど、どれから聴いたら分からない、ほぼパンクを知らないって人を想定して「パンク入門」と銘打ったミックステープを作ってみようかと言ったけど、身も蓋もないことを言うとヘッダー画像のコンピ盤（1-2-3-4 PUNK &NEW WAVE 1976-1979）を渡して
「これ聴いておけば間違いない！聴け～！」って言いたいところなんだよね💦
現時点で私の知る限り最高のパンク系コンピ盤なんだよ。これ。
どうよ？この選曲！ちなみにこれの存在はツイッターのフォロワーさんに教えていただいた。

5枚組、各20曲収録されてて、1バンド1曲。つまり100バンドの100曲が聴けちゃうわけだ。
そしてなんていってもボックスがクールすぎる。紙ジャケの裏面を合わせるとエフェクターが出てくるわ、ボックスには金属のボタンのようなものが4つ付いているわ。5枚組なのになぜ1234なのか？と思いつつ蓋を開けると
'HEY HO! LET'S GO!'と来たもんだ。
ブックレットも豪華だよ。バンドの解説やおすすめの盤が載ってる。
私がこの世で一番好きなバンド、バズコックスのおすすめは'Product'だそうだ。再結成前のアルバム4枚+αが入ってる3枚組CDボックスね。このコンピが発売されたのは1999年、彼らが再結成して10年経ってるけど、「再結成前のアルバムは全部いいから1枚なんて選べない！とりあえず全部聴いておけ！」って感じかしら。

ダイクマで買ったコンピ盤は思い入れがありすぎる&その後の私の音楽の趣味を決定づけたから、思い出補正ってやつが入ってる。まぁ、それを抜きにしてもあれはいいコンピだとは思う。けどこの'1-2-3-4 PUNK &NEW WAVE 1976-1979'は素晴らしすぎて。

けど、私はあえてニューウェイヴやポストパンクはあまり入れない方向性のミックステープを考えたいんだよねぇ。何を以ってパンクとするか？ってのは人それぞれだろうけど、一聴して「パンクっぽい！」って感じるものを。あまりマニアックなのは入れない予定。っていってもこれまた「マニアックかどうか」の基準が良く分からないよね。けど初心に戻って、中学時代の何の予備知識もない自分を思い出してピュアな気持ちで選んでみたいと思う。そう、文通相手にもらった「パンク入門」のミックステープを初めて聴いて興奮した時の気持ちを思い出してね。