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コロナ禍を生き延びるために、心理セラピーで免疫力を上げる。「6112ヘルツは聞こえない」×7ほか。

 なんと昨年4月以来の更新です。サボりましたねえ、我ながら。

 さて、私がなぜこんなに怠け者かという自己分析はまたの機会にしておきまして、今日のテーマは「コロナ禍を生き延びる」です。

 昨年4月の投稿で、東京都医師会の尾崎先生の提言を紹介しました。感染症対策としてごく当たり前の話だったのですが、当時の安倍政権、そして後を引き継いだ菅政権、また東京や大阪という大都市圏の知事たちはみんな、何もしないか、トンチンカンで余計なことしかしませんでした。ですから、昨年よりもはるかに感染が拡大してしまいました。また検査や医療体制も整備してこなかったため、感染が判明しても自宅療養にさせられ、そのまま医療にアクセスすらできず死ぬ人もどんどん出てきている状況になっています。

 ただ、昨年春の緊急事態宣言中ほど、人々は家にひきこもりっぱなしというわけでもありません。

 ひとつは、昨年はまだしも、かなり不足な額ながらも、ひとり10万円の給付金や、中小企業や個人事業主への持続化給付金や家賃支援金などが出されていました。しかし、今は生活費を稼ぐためには、職種によっては感染リスクは覚悟の上で外に出て働くしかなくなっているからです。

 もうひとつは、人間心理として、たった1年足らずのうちに、2回も閉じこもって日々を過ごすのが相当つらいことだからです。法律違反をした人への刑事罰といえば、みなさん刑務所での懲役を思い浮かべるでしょう。好きな場所に移動できる自由を奪われ狭い場所に閉じ込められることは、人間にとって苦痛であり、罰として使われるものなのです。そういう刑務所にいるのに似たような苦痛を、いくら感染を避けるためとはいえ、そう何度も長期間、人間は続けられるものではありません。しかも、いつまでその閉じこもり生活を続ければいいかわからないのですから、ある意味、懲役〇〇年と先が見えているよりつらい部分もあります。

 さて、話はここでやや横道にそれますが、うちのカウンセリングルームでも多くご相談を受けているひきこもりの人の中には、自分で自分に罰を与える意味で、自分の部屋という監獄の中に自分を閉じ込めている人がけっこういるように思います。もちろん、そういう気持ちはほとんどの場合、無意識下にあるだけで、ひきこもっている当人はそんな自分の自罰感情には気づいていません。偏差値が高い学校に通っていて不登校からひきこもりになったり、有名大企業の正社員という狭き門をくぐるのに失敗したからといってひきこもってしまったりする人というのは、ひきこもりの中にはかなり多いのです。そういう場合は、自分自身や家族から自分への高過ぎる期待に応えられなかった自分を罰する行為の可能性があります。

 ひきこもり問題のカウンセリングは、そういう高過ぎる期待に応える必要はなく、最初に望んでいた方向に自分が行けなくても、代わりの幸福な生き方はまだかなりあるということに納得してもらうというやり方でうまくいくことはけっこう多いですね。

 話をコロナに戻しましょう。

 そういうわけで、今や政府や多くの自治体のコロナ対策には期待することができず、かといってずっと閉じこもっていることもできず、気をつけていても感染リスクが相当高い状況に我々は置かれてしまっています。そして、感染しても医療すら受けられるかどうかわからないという、とても先進国に住んでいるとは思えないことになっています。

 そんな現状でとりあえずできることは2つです。

 ひとつは、自分や家族や恋人が感染してもできるだけ重症化させないために、各自免疫力を上げておくことです。

 免疫力を上げるには、身体的にはもちろんのこと、精神面も健康を保つ必要があります。

 睡眠をしっかり取ること、体を冷やさないこと、食事に気をつけること、適度の運動を行うこと、適度に日光を浴びること、孤独・孤立の状況に自分を置かないこと、ストレスを避けること、それらによって全身の血行をよくすること……。しかし、そうは言われてもすぐにできることとできないことがありますよね。

 割とすぐにできるのは、体を冷やさないことです。今のような寒い季節はもちろんのことですが、夏場でも体の芯・お腹だけは冷やさないことです。

お腹を冷やさない、つまり腸の機能を落とさないことは、非常に重要です。腸はかなりの割合の免疫力を担当する臓器です。また、最近は脳・腸関係などと言われるほど、腸を整えることが心理面も整えることにつながることが知られるようになりました。冬場だけでなく夏も、入浴はシャワーだけで済ませずぬるめのお湯にゆっくりつかることで、腸を温めて機能を落とさないようにしてください。入浴剤などを使うのも、楽しいし効果的です。

 あとは、できるだけ添加物の少ないものを食べる、発酵食品(ヨーグルト、納豆、ぬか漬け、キムチなど)や食物繊維の豊富なものを食べることも、腸内環境を良くします。またいわゆる旬の食材を食べるのも、体を過度に冷やさないことにつながります。「陰陽 食材」という検索ワードでネット検索をしてもらうと、体を温める食材がわかります。ただ、夏の旬の食材は身体を冷やす方に働きます。しかし、夏でもお腹は冷やさないことです。

 冬はもちろん、夏場であっても腹巻きは効果的です。バカボンのパパも、コントの中の植木等や加藤茶も、半袖シャツにステテコでも腹巻きはしてたでしょう。夏でも腹巻きは実は合理的なのです。バカボンのパパはただのバカじゃあないですよ。かっこ悪いと感じるかもしれないですが、今はけっこうオシャレな腹巻きが、コンビニやネット通販で手に入りますから、どうぞ試してみてください。

 添加物の多い食品を避けろと言われても、添加物まみれのジャンクフードがやめられないという人もいるでしょう。でも、例えば無添加のお弁当を食べてみたり、有機無農薬の野菜を食べてみたりしてみてください。そういう食ベものはたいていジャンクフードよりずっとおいしいです。新鮮な無農薬野菜などはドレッシングなどつけなくても、生で食べると自然な甘みがほんのりしてとてもおいしいです。フランスは先進国であると同時に農業大国です。農業が盛んな理由のひとつは、地産の自然農法の農産物のおいしさをグルメなフランス人が知っているからだと言われています。健康食品をイヤイヤ食べるようなことは長続きしませんが、おいしいものを食べたいという欲求に従えばいいだけですから、これは長続きします。

 食事だけではなく生活習慣を変えていく時には、無理して長続きしないことをするよりも、楽しい、おいしい、気持ちいいことを見つけていくことです。睡眠をよくするには、面倒くさがらずに布団をまめに干すようにすると、いつもふかふかの布団で気持ちよく眠れるようになります。運動と言われて無理に毎日何キロも走ることにしたけれど、つらくて続かなくなったということになるよりは、近所の公園をゆっくり散歩して、季節の草花に目を向けるようにしたり野鳥に目を向けてみたりするような楽しみを見つける方が長続きできます。

 というわけで、まずは腸内環境を整える周波数です。

 自分の左耳に「左耳よ、今から言う言葉を聞いてください」と1回お願いをしてから、「6112ヘルツは聞こえない」を7回、繰り返し頭の中で考えてください。とりあえず毎朝晩とか3食の食前とか、毎日定期的に続けやすい形で試してみてください。

 それから、新たな生活習慣に楽しみを見出すには、右耳にお願いをした後、「212ヘルツが聞こえる」×7です。

 さて、現在のコロナ禍で我々自身ができることもうひとつは、ちゃんと対策をしない政治家はクビにして、もう少しマシな対策を打ち出している候補者を選挙で選ぶことです。選挙があったら必ず投票に行くことです。投票前には、ネット情報や選挙公報でその候補者がどういう公約や政策を打ち出しているかをちゃんとチェックしておくことです。

 今まで投票に行ったことがない、自分が投票してもどうせ世の中は変わらない、世の中にはコロナで亡くなったり生活に困っている人もいるが、自分はまだそこまで困っていないから今まで通り投票に行かないか、今までと同じ人や同じ政党に何となく投票し続ければいいやと考えている人はもちろん、今まできちんと考えてまじめに投票に行っていた人も、次の周波数をしばらく毎日唱えてみてください。

 右耳にお願いをした後、「1012ヘルツは聞こえない」×7です。

 では、私も新たな生活習慣として、せめて1週間に1回ぐらいはこのNoteを更新したいと思います。更新をした際には、またお読みになってください。

  感想やご質問などは、

saudade@tbz.t-com.ne.jp

までお気軽にどうぞ。

 また、周波数セラピーを受けてみたいという方や、習得したいという方は、心理相談室サウダージのカウンセリングを、ぜひご利用ください。

           https://www.saudade.biz/

              心理相談室サウダージ 室長 前田昭典

 




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