どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男ササウナです。本日は埼玉県東松山市の、正式名称でいうところの「グランピング&テルマー湯 東松山滑川店」を図解攻略していきます。かの有名なテルマー湯系列、電車で行く場合は、池袋から森林公園まで1時間か、良いやつだと50分くらい、森林公園駅からはキリキリ歩いて15分くらいです。

グランピングと併設されてるのは前行った時から知ってましたが、2023年12月に行ったら更に進化してました。

敷地内に、東松山ってめちゃくちゃ内陸というか、ほぼ山ですけど、「牡蠣小屋」が敷地内に爆誕してました。あとキッズパークもあるらしい。

むむ、牡蠣小屋…。

ん、とりあえずまあ、温浴部分　図解しましょうか。

エントランスの薪ストーブがすでに最高です。

◾️図解攻略　テルマー湯　東松山(男湯)

・洗い場

新宿のテルマー湯で出会ったことが多分ある、良い匂いのするシャンプーやらなんやらがあって、最高です。

・お風呂(内風呂)

屋内部分にあるお風呂は、中央に円柱形のモニュメント？みたいなものがあり、その中央から、湯がモコモコと湧いてきています。そして、「飲めません」みたいな但し書きが円柱にたくさん書いてあります。私も40代なので、「わーい、お湯が出てるぞ、いったん飲も」とはあまりならないですが、これが10歳くらいだと「ウケると思ったら何でもする」フシがあるし、事実私はそうだったのでこういう但し書きは大切にして欲しいですね。

何の話でしたっけ、あ、図解の途中でしたね。

・ikiサウナ 

メトス社の看板サウナストーブ名を冠したサウナ室です。ikiがあるなら大丈夫だなという絶対の信頼がありますよね。

サウナを見て左側の壁、中空にテレビがあつらえてあり、サウナを楽しみながら、2023年のクリスマスを賑わせた「髙島屋クリスマスケーキ事件」の全容をテレビを通して知ることができました。なるほどなるほど。そーゆー感じなのね。

・水風呂

テルマー湯東松山の真骨頂は、「外」なんですよね。出ましょう、外。
すると、「思ったより低い塀に囲まれた」「尋常で無い量の樹木」に囲まれた屋外スペースに圧倒されます。

塀がが低い上に、樹木に囲まれてるので最早、塀を感じません。

もう、森じゃん。

全裸で森にいるじゃん。

温浴施設に合わせて樹木を用意したわけではない、「森林を切り開いてそこに温浴施設を作ったんだな」と視覚で理解できます。すご。

水風呂は、入る場所によって深さが違うので好みの位置を探せるんですが、何より圧倒的な「屋外」感。そこらへんの池にでも飛び込んだかのようなアウトドア感。しっかり冷えた温度も含めて、非常に満足度の高い水風呂です。さらに、これは地下1700mから掘り上げた天然温泉水風呂だそうです。
「すごい」という気持ちと「えっ？そこまでする？」というお気持ちが交錯します。だって、公式サイトをよく見たんですが、この水風呂だけが「天然温泉」と書いてあって、逆に他は書いてないので、じゃあ温泉じゃあ無いってことと思うんですが、「水風呂だけ温泉」ってそんなこと…

まあ、テルマー湯さんだからそういうこともあるか。考えるのをやめます。

・露天風呂

これがどえらい広さを誇っていて、いや広っ、正気の沙汰では無いッ、と思いながら歩き進むと謎の木製の屋根？小屋？のようまでそれは続き、そこに至ると結構浅くなって「これは寝湯にできるということかな」という私の予想を裏付けるように、木もくでできた良いサイズの枕が転がっています。慣れちゃうなあこれ。

すご…

・外気浴というか、森林浴スペース

露天風呂のお湯をかき分けながら進み、寝湯ゾーンを越えると少し階段的なものを登って、すると真四角な板敷の「外気浴ゾーン」がお見えします。ここに、図解上は4つですが、ホントは10個くらい普通のチェア、寝椅子、その他もろもろの整い用の椅子があります。なにせ塀が低いので、ダイレクトに森を感じる、もはや森林浴ですわ。

そして、ここからダイレクトにまたサウナに、屋内に戻れる「裏ルート」があります。それが図解上の「飛び石ルート」(正式名称は知りません)

良い感じに切り出された平面上の岩が、歩いて下さいねと言わんばかりの距離感に配置されてるので、この岩の上を歩いていけば、庭園の緑を楽しみながら帰れるという寸法です。考えた方はすごい。雅。

ただ、こちとらデッド裸眼でやらせてもらってるので、割と本当に2手先の岩がもう見えてないし、一歩一歩が不安でしかないので、雅というよりは足元を凝視しながら恐々歩くという、そしてよく考えたら全裸なので、ここでコケるとフィジカルのダメージ的にも、汚れ的にも相当ヤバいので、自ずと鉄骨渡りしてるカイジみたいな鬼の形相になります。

でも、逆に考えるんだ。

コケちゃっても良いさ。

コケちゃっても良いさ、と考えれば、あなたも雅にここを渡ることができます。いつも大事なことを教えてくれてありがとう、心の中のジョースター卿！

◾️ちなみに牡蠣は食べた

無事にノーコケでフィニッシュできたし、牡蠣好きなのでスナック感覚で寄ってみました。

東松山×牡蠣、というカップリングの意味が最後まで分からなかったんですが、配っていたチラシにもっと分からない情報がありまして

これはたぶん、私は分かるけど若いサシミンクさんにはピンとこない「モノマネ四天王こと清水アキラさん」だと思うんですが、よく見ると清水アキラさんとは一言も書いてないし、牡蠣小屋がオープンするのも清水アキラさん(？)が来訪するのもいつだか分からない、ものすごい情報の薄いチラシ…(ちなみに訪問したのは12月のほぼ終わりのタイミングです)

なんか怖くなってきたので、一応確認だけしておこうと思いまして、火のセッティングをしてくれたおじさんに

「清水アキラさん、でいいんですよね、いつ来るんですか？」

と勇気を振り絞って聞いたところ

「さっきまでそこに居ました」

という思ってもなかったホラーなレスポンスがあり、ますますなんか怖くなったし牡蠣も食べ終わったので退散しました。

「1月も来る」とおじさんが言っていたような気がしますので、皆様におかれましてはお電話で問い合わせの上、お笑いショーを楽しんでいただけましたら幸いです。