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【サウナ図解攻略】赤坂 サウナ東京

どうもウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。

2023年4月24日(月)に、赤坂にサウナ東京がオープンしましたが、愛の関係で東京におらず…。

「え、じゃあ、サウナ東京は図解せんの?行かんの?」というお声があると思いますので、お答えいたします。

ボートに乗るブチャラティをクロールで猛追するナランチャよろしく、

ブチャラティィィィィィィィィィ

 行くよッ!
 オレも行くッ!

 行くんだよォ──────ッ!!

 オレに「来るな」と
 命令しないでくれ──────ッ!

です。
行くに決まってんじゃないすか。

※2023/6/29より改装を終えて、微妙に変わったところを最後に追加しました

◾️サウナ東京とは

正確な情報は公式をご確認ください。

公式見るのがめんどい方のために、私からジョジョ風に説明しましょう。

「大都会 赤坂、5つのサウナと3つの水風呂、今井健太郎さんデザイン」という無敵の掛け算は、つまり

不死身あかさかッ!!
 不老不死ッ5つのサウナ!!フフフフフフフッ3つの水風呂
 スタンドパワーッいまいけんたろうデザイン
 フハハハハハハハハハ
 これで何者も
 このDIOサウナ東京を超える者は
 いないと証明されたッ!

とまあ、こういうことになりますので、我々取るに足らない人間どもサウナーとしてはただその知と力にひれ伏して、行くしかない。こういうことです。

DIO様をぶち込むことで逆に意味不明になってますが、皆さん振り落とされないでちゃんと最後まで読んでください。図解したから。

◾️図解 サウナ東京 1階エリア


だいたいこんな…感じ…

・合理的な会計システム

「靴箱の鍵」が、そのままロッカーキー、並びに各種館内精算の端末にもなるという最新型の精算システムです。

そして後精算であり、滞在時間で料金が変わるわけですが「入場ゲートを通ったときから時間のカウントが始まる」システムです。

ちなみに無人精算で、キャッシュレスでいけます。最初から最後まで一言も喋らなくてもいける。
なんていうか…「さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」です。

・高濃度炭酸泉&圧倒的コスパ

ビルタイプのサウナは一棟建より作りやすい一方で、水ってめちゃくちゃ重いので建物の耐荷重の関係で大きい風呂が作りづらいデメリットがあります。

それをあざ笑うかのような、1階に鎮座する圧倒的な広さの高濃度炭酸泉。路面フロアならではの強み。他のサウナ専門施設にはない強みです。

しかも安い。

1時間 1,500円(オープン特別価格)
3時間 2,500円(オープン特別価格)
延長料金 1時間 1,000円

というのが、2023年5月18日現在で、「いつまでオープン特別価格なのかは未定」だそうです。

とりあえず現時点で、タオルが大小2枚ついてこの立地、このサウナで、1時間なら1,500円というのはほんと、「さすがディ(略)」としか言いようがない。

オープン当初は激混み、いまも土日はすごいと思いますので行くなら平日昼です。

・ドライヤーが見たことないやつで焦った

ダイソンのおしゃれな穴の空いたやつでもなく、なんでしょう。あれ、なんですか?

全然使い方わからん。

「これ、スイッチどこすか」

と思わず店員さんに聞くくらいにはあんまり見たことないオシャレなやつでした。

ちなみに、後ろの方にあって、長くタッチすると点きます。

さす…

もういいか。


◾️図解 サウナ東京 2階エリア


こんな感じなんですが

1階の図解に対して広さが呼応してませんが、5つのサウナと3つの水風呂だけでやくやたらデカい休憩スペース、「アイスサウナ」室などもあり、私の空間認識が歪みました。

もしや、亜空間と繋がってる?ガオンてこと?

・昭和遠赤

公式のご説明は「カラカラアツアツの昭和ストロングスタイルのサウナ」。

まさにその通りで、湿度低めでテレビを見ながら入れるタイプ。

良い。ちなみに平日昼は2ー3人くらいで空いてました。

・戸棚蒸風呂

公式は「江戸時代に流行した戸棚風呂を現代風にアレンジしたサウナ」

浅い風呂とスチームが渾然一体となったところです。

湯船とサウナの融合…「ウェルビー栄のメインサウナにある(足湯だけど)やつだ!」

と、「進研ゼミで見たぞ!」と同じノリで心の中で絶叫しました。

とはいえ、たぶんこの日たまたまだと思いますがスチームが熱すぎて湯船とかそういう問題じゃなく無理だと思ってすぐ出ちゃいました。

他に誰もいませんでした。

・手酌蒸気

「フィンランドから直輸入した木の宝石「ケロ」を使ったサウナ」です。そんな無理に漢字を当てんでも、と思わなくもないですが「セルフロウリュ」つうことかと思います。

5人くらいいてまあまあ混んでましたが、不思議なのは「ロウリュができて、それがウリのはずなのに誰もやらない」ことですが、すぐにその理由はわかりました。

・蒸気乱舞

「サウナ東京メインサウナの蒸喜乱舞」

これのせいだわ。こちらは40人も入るというメインサウナで、その名前通り結構な頻度でオートロウリュと、アウフグースとがあって、常に蒸気ムンムン。希望とやる気がムンムン湧いてくるじゃあねーかッ!状態です。

ムンムンを浴びたければこっちに来ればいいわけで、そうすると、手酌蒸気ってナンナンということになってしまつので、ということかと私は理解しました。

どでかいメトス社のIKIストーブが中央に鎮座して、さすがすごい。BGMもいい感じだし、たまたまアウフグースも受けられて最高でした。

常時10人くらい居ましたがまだまだ入れます。

・瞑想

ここまでで4サウナ入ってるので、「もうええてー!」とうれしい悲鳴が出ますな。公式はこうです。

「没入感を味わえるボナサウナ」

ボナつうことは、このいくつか設置されている寝椅子の裏側に熱源があるっちゅうことでしょうな。

しかも、水シャワーが椅子ごとに設置されているので、熱くなったら座ったままクールダウンができるという永久機関になっている。

ここも結構混んでましたが、2人分くらいは空いてました。

それにしても1個1個のサウナの個性が強すぎる。見知らぬ銭湯に入って、あったら「大当たりだったな」と思えるサウナが、5個ある。並のサウナー3セットしか入らんのに、ものすごい贅沢な過剰さだ。

強い。

・3つの水風呂

温度によって22、15、8℃くらいのが3つある。右後ろ奥がシングル、8℃のだったのは間違いないですがあと2つは図解と逆かもしれません。

1セット目はぬるめ、2セット目は中間、3セット目にシングル。そういう使い方ができる。

何かかも行き届いていて,だんだん怖くなってきた。

・アイスサウナ

ウェルビー系によくある、気温マイナスのアイスサウナもありました。なんでもあるな…こわ…。




・休憩スペース

サウナ好きになればなるほど、最初はサウナの温度がどうこう言い、次に水風呂がどうこう言い始め、最終的に外気浴や休憩スペースついてやんや言う説。を個人的に提唱してますが皆さんどうでしょうか。

ここははっきり言って無敵でした。

インフィニティチェアよりなんかガッシリした寝椅子と、畳敷の寝るスペースもあり、使用後に流す水道の数も多いし、バーカウンターでポカリを頼めるらしい。

すご。

凡百の温浴施設が束になっても勝てない。隙を…隙をくれ…。


・ささやきスペース

強いて言えば現行、ここが「隙」かもしれない。休憩スペースに隣接されていて、本来的には「ささやき程度の会話ならOK」スペースだそうだが、それでいうと昭和遠赤サウナも会話OKのはずなのだが、現行ではオープン直後で混んでるので「2階はすべて黙浴」ということになっている。

そうすると、じゃあ、ささやきスペースなにすんねん問題が爆誕するが、私はとりあえず軽く、久々に、恋ダンスだけしておきました。

誰もいませんでした。

◾️今井健太郎さんという時代の寵児を味わう施設

都内近郊で銭湯巡りをしていると、必ず遭遇するビッグネーム。それが銭湯専門、温浴施設専門の今井健太郎設計事務所。デザイナー今井健太郎さんである。

「ここの銭湯、導線いいなあ」
「ほほーん、この光の使い方おしゃれだな」
「あー、古くからあるこの部分をこうやって再利用すんのね。かしこ!」

そんな風に思って調べると、だいたい今井健太郎さんデザインだったりする。

私の青春時代でたとえるなら

「えっ?この曲もこの曲も小室哲哉さんなの?」
「ジャンプ作品アニメ化すんの?また?」

そんな感じである。良いと思うものは、良いと思う銭湯はだいたい今井健太郎さんが噛んでいる。

そんな今井さんが、おそらくかなりの自由度を持って、銭湯文化の古き良さ、新しい良さ、今考えうるすべてを詰め込んだ夢の温浴施設、それがサウナ東京なのである。

行かねえわけにはいかねえだろう。

皆さんもぜひ、ナランチャよろしくクロールで向かって欲しい。


ザバッ ザバッ ザバッ

24時間やってるから,今から行くと良いよ。


もし休館日だったらごめん、金の亀行ってください。

▪️2023/6/29リニューアルオープンしました

「どこか悪いところありましたっけ?」というお気持ちなのですが、浴室の一部と飲食スペースの改装のため休業していたそうなのですが、それが終わって6/29より再開してるのでサシミンクさんを呼びつけていきました。

・水風呂が光っている&ジャグジー

3つの水風呂の中で、いちばんぬくい22℃くらいのやつからジャグジーが発生し、かつめちゃくちゃ光ってました

・その他、なんか全体的に照明が増えた気がする

手酌蒸気のところとか、ライティングが増えたような気がするんですが自信はありません

・ささやきスペースがなくなった

ささやきスペースって正直なんだろうと思ってましたが、シンプルに「スタッフルーム」になってました。それでいいと思います。

・飲食スペースがパワーアップ!

したようなんですが、行ってないのでコメントできないです。

・炭酸泉の前にクソデカテレビが!

あるなということに気づいたんですが、前からあったかもしれません。

・料金が値上げ!

この立地で60分1,500円なら強すぎる!と思ってましたが、それは「オープン特別価格」そんな上手い話は無いよなと思って新料金を凝視したところ「60分1,600円」になってました。

えっ。

慎ましい値上げ幅に思わず「好き」と思いました。また来ますわ。





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