【サウナ図解攻略】水戸 SPA&ごはん ゆるうむ
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男ササウナです。
本日は茨城県水戸市に2023年12月にオープンしました「SPA &ごはん ゆるうむ」さんに突撃しましたので、図解いたします。よろしくお願い申し上げます。
非常に広大な施設なんですが、まあ、とりあえず浴室の図解から一気に行きましょうか。
◾️図解攻略 ゆるうむ(屋内)
作図上混乱するので省いたのですが
「聖闘士星矢の世界? 神殿? パルテノン?」
と錯覚するくらいには、あれ天井10メートルくらいあるのかな、だいぶ高い天井まで届く「石柱」のようなものが2本ずつ等間隔に、合計10本くらいかな、聳え立っています。
よく見ると1本1本が直立ではなく湾曲しており、白樺の木のような風合いになっており「モノホンの木?」と錯覚するのですが、こんな広大な温浴施設に合わせてこんな巨木、白樺のモノホンの木がもりもり伐採できるわけもなく、近づくと「鉄柱に、モノホンの木ぽい謎素材でカバーされているだけ」と分かるのですが、それにしてもだいぶ天高い位置で湾曲していたりして、
「鉄柱だとしても、どうなってんだってばよ」
と思わず心の中のうずまきナルトがてばります。
とにかく天井がバカ高いので、開放感がすごい。
うん、気を取り直して、まあパーツごとに解説しますわ。
・洗い場
良い匂いがするシャンプー、コンディショナー、ボディソープが揃ってます。
・立ちシャワー
個室ぽい立ちシャワースペースが2個あります。
・ハーブ湯
そう、この、「ゆるうむ」さんには揺るがない「ハーブへのこだわり」を感じます。
このハーブ湯も、けっこう短いスパンで交換してるっぽく、すでにイベント感が強い、
・ジャグジー風呂
今回「モノホンの木っぽい鉄柱」のせいで全ての感覚が狂ってしまったのであまり図解の正確さに自信がないんですけども、ジャグジー風呂。これまた、図解だとこぢんまり見えますが、実際は「えっ、デカ」と驚きました。円形になっている部分が広大でジャグジーの泡も強く、そしてしつこいですがバカ高い天井&木のせいで抜け感、立体感がすごいので異空間みがすごい。
なんなんだ、ここはいったい…
・高濃度炭酸泉
高濃度炭酸泉があると、なんというか「真っ当にサウナーに向き合っている温浴施設み」を感じるので、先ほどジャグジーで取り乱した心を落ち着かせることができます。
しかし天井…木…いや忘れよう…
・水風呂
図解で一番上の水風呂から。割と温度はゆるめ(20度ちょっとくらい)なので、苦手な人もすっとはいれそうな感じ。
・寝 水風呂
同じ温度感で、寝れる水風呂もある。
・強水風呂
15℃くらいでしょうか、階段で降りるタイプの強水風呂もある。
水風呂の種類だけで3つ…ただごとではない…
サウナも行きましょか。もっかい、図解出しますわ
・8段タワーサウナ
ゆるうむさんのキラーコンテンツサウナです。そこそこ温浴施設に行ってますが「8段」は見たことがない。しかも構造が面白い。
まず全体的には天井や壁も、熱の対流を意識された作りになっており、下から上までしっかりあったかいです。
ほか、正面向かって中央には大きなテレビがあり、こちらは字幕付きモードで流れているので、音は出ません。
サウナは右側に遠赤タイプの巨大サウナストーブ。左側が、HARVIAだったと思いますが円筒形のサウナストーブが2連。ここにオートロウリュも付いているようですが、私がいた時はお兄さんが人力でロウリュしてくれました。良き…。
座席も面白く、左側は1段ずつ高くなっていくので、座る場所によって細かく暑さを調整できる。
右側は、なんだろう「ボックス席」とでも言えば良いんでしょうか、入口からフラットな空間が広がっておりら4-5人くらいはまとまって入れそうな閉鎖空間になってます。グループで来た時とかに良いんでしょうか。
そして図解上で下側に行くほど高く続いており、下側のブロックが6-8段目を担っています。
8段目までくると流石にストーブが遠いので、ロウリュされても熱気が来ないのではと思ったんですが、そんなことはないだいぶ時間差ありますがじんわり熱気が届きます。
8段目、暑いんですが結果的に出入口が近くドアの開閉の影響を受けることもあり、そんなにキツくないという絶妙なバランスになっています。
それにしても、全体の高低差はすごい‥圧巻。
・ソルトサウナ
下側ですが、コの字型のベンチを囲んで塩サウナーの皆さんが鎮座しています。
最近私も塩サウナに関して師事しているのですが、師匠によると「最初から塩を塗るのではなく、少し汗をかいてから塗るべし」
「こすりつけるのは良くない。優しく」
だそうです。皆さんもこれでお肌ツルツルになりましょう。
・ハーブサウナ
やってくれましたね。
私も事前情報では「8段タワーサウナ」ばかり気になっていましたが、ゆるうむさんの狂気はこちらのハーブサウナにおいて発揮されています。
まず、そもそもですが「普通に5段のハイパワータワーサウナである」んですよ。
ハーブサウナというかわいい感じのネーミングに騙されましたが、「えっ、広!」となります。
まず、正面に高いモニタがあるんですけど、流れてるのはテレビ放送ではなく、「焚き火の映像」です。
延々と燃える炎のゆらめきが流れてます。
そして肝心要の「ハーブ」部分ですがこれも秀逸。
なんていうんでしょうか、直方体のデカいサウナストーブの中空に、「ザル」としか言いようがないんですが、そこにしこたまハーブが入っています。
そして、オートロウリュで壁面から金属管を伝って流れてくる水が、ハーブの入ったザルを経由してから、サウナストーンに注がれます。
構造的には「茶漉し」あるいは「流しそうめんやる時の最後のザル」みたいな手法でハーブのフレグランスが醸される。
効率的なような、意味わかんないような、不思議な気持ちになります。
なにこれ?
も、いいや、気を取り直して、外もあるから外いこ、外
◾️図解攻略 ゆるうむ(屋外)
いやいやいやいやいやいやいや。
おかしいでしょ。
まずですね、「めちゃくちゃ広い」んですよ。野球とかできそう。
サボっちゃいましたが、「整い椅子」は図解の倍くらいあります。
そして…
・露天風呂
これですわ。
まず、階段下ってから「右」に歩かされる構造もけっこうな謎なんですけど、そうじゃなくて「鉄の枠」ですよ。
形状的には、「ビニールハウスの骨組み」?
機能的には湯船から使える「うんてい」?「ぶら下がり健康機」?「リハビリ器具」?
まったくわかりませんでしたが、軽く握ってはおきました。うん。
なにこれ。
・ハーブスチームサウナ
屋外スペースに入って右奥に、けっこうなサイズで丸みを帯びた「小屋」があるんですね。
入ってみると蒸気がムンムン、ハーブの香りみちみちのハーブスチームサウナがあります。正面にストーブと尋常じゃない量のハーブ。ヨモギかな?右側は1人用の椅子、左側は2段のサウナベンチがあります。
植物、ボタニカルにこだわるゆるうむさんの本気をここでも感じることになります。言葉でなく心で理解したッ!
・桶シャワー
奥に、桶シャワーもあります。ガッシングシャワーともいうらしいですね。
ガッシング?
なにそれ、習った?
◾️レストランもエグい
1つの温浴施設とは思えない夥しい情報量を浴びて疲れてしまったので、いったんご飯食べましょうか。いったん、めちゃくちゃ可愛い館内着になります。
2階にあがって、並の漫画喫茶を蹴散らすおしゃれな漫画在庫、休憩スペースのさらに奥に行くとレストランがあります。
デトックスウォーターが飲めるプランにしたので、いちおう飲んだこうと思って飲んでおきました。美味しい。最高。
でも私はサウナ後はビールを飲む人生を選びとってきているので、ビールもいっときました。あとは麻婆炒飯にしました。
麻婆豆腐って美味いし、炒飯も美味い。
つまり、美味いです。
うん。
極力、サ飯の情報はサシミンクさんに任せようと、いま確信しました。
ちなみにビール醸造もしようとしてるみたいです。写真は1月ですが、現時点(2024年2月22日)でSNS見る限りは醸造タンクが設置されるところまでは来てるそうです。
完成が待ち遠しいですね。
クラフトビールの食レポはちゃんとやりますので、その際はがんばります。
◾️水戸ということを一回忘れれば最高の施設
ハーブ、ボタニカルに超特化、8段タワーなど非常に尖った性能をもちながら、「ハーブサウナの茶漉しシステム」「露天風呂のうんてい」など狂気要素も十分に備えて、ごはんも漫画もビール醸造もあるという非常にササウナ好みの施設でした。
唯一苦言を呈させてもらうと、東京から水戸までで特急乗ったとしても約90分。水戸から本数少ないバスに乗って15分くらい、謎の団地らへんのバス停からさらに歩いて10分弱、というのを考えると「だったら東京→名古屋→栄ルートでウェルビーに行けちゃう」ということくらいですかね。東京モンが普段使いするにはちょっぴしアクセスが厳しい。でも全員一回は行ってほしい。
「ゆるうむ」さんは「湯」と、フィンランド語で梅をあらわす「Luumu」を組み合わせて命名されているそうなので、なんとかこう、菅原道真の飛梅伝説みたいな感じで我が家の正面とかに来てくれないかなと願っております。
こっちは真剣ですので、ゆるうむさんご検討のほどどうぞよろしくお願いいたします。ブルーイング通うからさ。
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