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【サウナ図解攻略】令和のストロングサウナ『サウナ道場』

昭和の熱いドライサウナのことを『昭和のストロングサウナ』と呼ぶ。誰が考えたのか分からないが、良い響きだ。

どうも、最近スターライト・キッドを推しているサシミンクです。

プロレスファンであればストロングスタイル=新日本プロレス、アントニオ猪木が思い浮かぶだろう。

かくいう私もそうだ。

昭和ストロングという響きは震えるし、その言葉があるだけで、その施設の魅力が想像できる。

さて、最近では渋谷のサウナ界隈で最強と考えられる施設は二つある。サウナに特化した『サウナス』。モダンな銭湯の星『改良湯』だ。

どちらも絶対的な魅力と集客力を誇っている。

そんな今風のサウナがそびえ立つ渋谷に、2023年2月17日、令和のストロングスタイル系サウナが誕生した。

その名は...

『サウナ道場』

絶対的な熱さを持つサウナ、そしてシングルの水風呂。その他、サウナ愛を感じる装備の数々。

今回は渋谷の第三勢力、令和のストロングスタイル、『サウナ道場』について解説していきたいと思う。

■図解 サウナ室


サウナ道場は雑居ビルの1フロアにある。
行く時に注意したいのは二つエレベーターがあるが、サウナ道場の受付まで行くエレベーターは左側のみなので注意してもらいたい。

また受付は8階のジムにあるので、初見だと困惑するようにできている。

サウナに辿り着くまでも修行ということか...

8階までたどり着いたら券売機で券を買う。基本的には60分1500円か90分1800円の2種類。

まぁ、90分がおすすめだ。その理由は後ほど。

さて、マップはこちら。

■サウナ

サウナは物凄く天井が低く設定されているのが、最大の特徴と言って良いだろう。そのため胡座でサウナを楽しむようになっている。

ど真ん中には真四角で大きめのサウナストーブが鎮座。サウナに入ったタイミングで顔に強力な熱を感じる。

『ジャンボ鶴田のジャンピングニーーーーッ!!』

『決まったァァァァァァ』

入り口横には胡座をかいても余裕があるくらいのサウナマットがあるので取り忘れないようにしよう。

また、サウナの入り口横にはサウナハット掛けもあるので安心だ。

他のサウナだと混んでいて胡座できないケースもあるが、ここのスタンダードは胡座だ。

思う存分、胡座でサウナを楽しめば良い。

目を閉じて、静かに呼吸をし、ゆっくり時間を堪能すれば、それは修行僧の様であろう。

■15分に一回やってくるジョウロロウリュ

サウナ道場が道場たる所以の一つであるのは、ロウリュだ。

ただのロウリュではない。ジョウロロウリュだ。

15分に一回、スタッフがジョウロを持ってやって来る。

そしてサウナ全体に植物に水をやるかの如く水を撒く。床、壁に満遍なく。

湿度がとてつもなく上がり、体感温度は半端ないことになる。

天井も低いので、部屋全体がとてつもなく熱い。これが道場たる所以なのか。

ちなみに、サウナの入り口側が熱くなるようになっている。奥の方が熱くなりにくいので、最初は奥で試してみるのが良いと思う。

また、スタッフが団扇で仰いでくれるサービスもある。初期の頃は無制限に仰ぐ形をとっていたが、現在は風の強さをスタッフに告げて20回ほど浴びるスタイルとなっている。

まだまだ、進化していくと思うので定期的に通ってその様子を見てほしい。

『サウナ道場は、ますます驀進します!』

■充実のシャワーとシングルの水風呂

シャワーは通常のシャワーと、桶シャワーの2種類。桶シャワーは少し前だと珍しい存在であったが、ここ最近の施設には付いてくるケースも多いのだなとしみじみとした気持ちに。

勢いよく頭から水をかぶれるのは、どこでも良いものだ。

水風呂はシングルで8から9℃ほど。広めで、ゆったりと浸かれる。が、強烈な冷たさであるので30秒ほどで出てしまう。

水流がないので、じっと入れば何とかなるのかもしれないが。

来いッ!
無駄なあがきをしにッ!
とどめを
刺されによォ─────ッ!!

■埋め尽くさんばかりのインフィニティチェア

サウナ道場は休むことに関して、途轍もなく優しい。圧倒的な数のインフィニティチェアが揃えられているからだ。椅子難民という概念とはサヨナラグッバイというわけだ。

なので、好きなところに座って目を瞑る。窓から吹き込んでくる風は程よく身体をクールダウンさせてくれる。

■目立たないが存在がありがたい湯船 

しっかりと湯船に浸かれるのも助かる。
冬に、湯船に浸かりたい欲求も併せて解消させてくれるので、いつでも身体はぽっかぽか。

★今後もこのストロングスタイルを貫き続けてくれ!

全体的に良くまとまっているサウナ施設であることに違いはない。

強烈なサウナに、シングルの水風呂、たくさんのインフィニティチェア。

サウナを強烈さはさることながら、それ以外の不安(胡座をかけない、椅子が空いてない、サウナハットを置く場所がないなど)は極力排除しようとしており、純粋にサウナを楽しむことに特化した施設なんじゃないだろうか。

タオルも料金に含まれているから、特段持っていくものない。

持っていくものは健康的な己の身一つだ。

『元気があれば何でもできる!いくぞーーーーーーーーーーー!』

いざ、道場へ行かん。

※渋谷のサウナ記事はこちら

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