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バーニャとハーブティー。

サウナのあとは、ビール!サウナ好きの人はお決まりのセットかもしれません。ただ、バーニャの場合は、どうやら違うようなのです。

もちろん、ビールもありますが、多くのロシアン美女たちは、アルコールではなく、ハーブティーを嗜んでいました。本当です。見渡せば、みんな、ポットに入ったハーブティーを頼んで、バーニャの合間に、ダラダラと飲んでるんです。

なんでアルコールではなく、フレッシュジュースでもなく、ハーブティーなのか?は気になるところですが、モスクワで有名なサンドニ(サンドゥヌイ)では、観光客向けメニューとして、男性はビール、女性は蜂蜜つきお茶がセットになった、バーニャプランを提供していました。(下の方にティーポットの絵がありますね)

○色々あるハーブティーの種類。

私が一番気に入った施設、モスクワのヴォロンツォフスキエバニの、浴室併設ダイニングにある、お茶専門のメニュー表を紹介しますね。

表紙を開くと、いろんなハーブティーが。

キリル文字を翻訳してみると、こんなお品書きになります。

банные чаи → bath tea
баня по-черному → a bath in black
русская баня → Russian bath

google翻訳に頼った翻訳ですが、風呂茶って。ロシア風呂って。どない。

あと、写真には納めてないのですが、オレンジジュースのような色のハーブティーもあって、友人が飲んでいましたが、とても美味しかったです。ロシアではメジャーなお茶らしいですね。(なぜメモらなかったんだ…)名前なんだっけ?げんちゃーん!!!

○ハーブティーと、バーニャとの相性は?

結論から申し上げると、最高でした。身体を冷やさない効果もあるのだとおもいますが、とにかく、心身ともにリラックス効果が、非常に高かったです。

そもそもスチームルーム後の水風呂(水プール、水バケツ)の温度は、日本のサウナ専門施設たちの水風呂に比べると、大半はヌルめ(23−25度)。だからこそ、あの熱々スチームルームで火照った身体を、水風呂以外の手段でクールダウンさせねばならないわけで、休息は日本よりもかなり重視されていると感じました。かつ、休憩エリアにテレビがあるわけでもないので、雑誌を読んだり、携帯を弄ったりしながら、休憩をする構造になるわけで、そのお供として、温かいハーブティーがあるのは、なんだか個人的には納得しちゃいました。


モスクワのバーニャでは、こんなファミレス席でダラダラハーブティーを飲んで、おばちゃんの鐘がなったら、シーツとハットを持って、スチームルームへ行く。そんな無限ループを繰り返していました(涎)

あー、バーニャ行きたい。

日本の温浴施設でも、サウナ室の横で、ハーブティー飲めるようになったらいいな。そうだ、今度アダイブ行ったら、漢方茶で代用しよう。

あとロシアのお茶文化に関する記事を見つけたので、好きな人はどうぞ。
ルピシアさんの記事です。

では、また次の記事で〜!スパコイナイノーチ!


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