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バーニャ解説その①(ハード編)

こんにちは、わとそん です。今回の「バーニャ解説その①」では、ハード面についてお話したいと思います。

●バーニャ施設の特徴5つ

バーニャ施設の特徴は大きく5つあげられるかと思います。

① バーニャグッツ置き場が必ず間取りの中央にあること
② 水プール(水深が1m以上)が必ずあること
③ ドリフバケツが必ずあること
④ スチームルームは2階建てになっていること(施設による)
⑤ ダイニング&リラックスエリアが併設されていること(施設による)

少しお値段がはるバーニャ施設(1000ルーブル以上)では、必ず④と⑤がある傾向かなぁ。

個人的には、⑤の価値は、めちゃめちゃ高いと思ってます。いわゆる、サウナ直後に、そのままバスタオル一枚でリラックスできるエリアなんです。
日本で言うところの、アダイブと言っても過言ではないです。ね、最高なの、伝わりますよね、さうな姫どの。。。(あなたがロシアに行かずして誰が行くのかと個人的に思ってますが…)

あ、ちなみにドリフバケツ、ってのは、これですこれ。

モスクワでバーニャ巡りに連行させられた、もとい同行してくれたゲンダチョフちゃんは、最初怖々と水プール入っていましたが、終盤は豪快にドリフバケツを返しまくっていました。あっぱれ。

●施設の全体像

さて、本筋に戻しまして、施設の構造についてです。銭湯図解でお馴染みの塩谷歩波さんが来ていれば、もっと精度の高い間取りがお伝えできたかと思いますが、わとそん 精一杯の間取り(by Excel)でお届けします。

わぁシンプル^^ これは、私が一番感動した、モスクワのヴォロンツォフスキエ・バニを例にあげてみました。日本の銭湯と違い、洗い場がズラーっとあるわけではなく、だいたいどの施設も中央に、荷物置き場があり、そこにバケツを置き、ヴェーニクを水で浸したり、マッサージグッツを置いておいたりしていました。表現しきれてないですが、蛇口は各所にあります。

でもって、前述のダイニング&リラックスエリアが併設されているので、もうリラックスし放題なわけです。

なんとなくバーニャがどんな施設か、伝わりましたでしょうか?

次回解説その②では、バーニャの入り方とか持ち物とか、いわゆるソフト面をお伝えしたいと思います。Скоро увидимся!

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