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アウトドアサウナ施設開業までの道#0

2019年末僕は初めてちゃんとサウナに入った。
きっかけは中田敦彦のYoutube大学で相方の藤森がサウナについて語る動画だ。
今でもあの動画のことは鮮明に覚えている。
『サウナに入ると気持ち良すぎてぶっ飛ぶ。合法のドラッグ』と言っていた
藤森の姿。当時の僕はその動画を見て心が躍らされた。
というのも、あの時僕は人生で最もどん底に落ちている時期だった。


僕の人生の絶頂期は2018年7月から9月のオーストラリアの環境保護のボランティアだ。
あの時ストレスというものは全くなく、今を生きていた。
明日何が起こるかわからないような状況下でも今だけを生き続けていた。
日本に帰国後、家業を手伝い始めた。
そこからが僕の地獄の始まりだった。

オーストラリアの大自然の中で仲間と笑い合った日々からの逆転した生活。
日本社会に揉まれ、言いたいことを言えない。やりたいことをやれない。
そんな生活を約1年間続けていた。
そこで何気なくYouTubeを見ていて出会った

”サウナ”

初めてサウナを体験した時僕は今まで経験したことのないようなトランス状態に陥った。
今まで経験したことのなかった支えてくれた人への感謝の気持ち、溢れ出てくる愛、多幸感。
こんな経験は初めてで、サウナにハマるというのは偶然ではなく、必然だった。


サウナにハマってから1年と半年後、
ある方と出会いサウナで開業しようと決意した。
そこから僕はサウナ開業に向けて進み続けている。
もう少しで1年経とうとしている。
後3ヶ月後にようやくサウナ施設が完成する。
ここまでの道のりは本当に長かった。
たくさん失敗したし、たくさんの人に迷惑もかけてきた。
だからこそここまで来れた。
眠れない夜も過ごしたし、打ちのめされる日もあった。
だが、僕は負けない。これから先もたくさんの課題に直面しているが諦め続けない。
失敗というのは諦めるから失敗なだけで、
成功するまで続けていれば成功になるとわかっているからだ。

これからこのnoteで僕が今までどんなプロセスを経て
アウトドアサウナ施設運営まで漕ぎつけれたのかを配信していこうと思う。

この僕の経験がサウナ開業を目指している人、
毎日燻っている人に届いてほしい。
そして一緒に煌めく明日に向かっていきたい。

最後に僕の好きな吉田松陰の言葉で結びとしたい。

動きながら準備をする  大切なのは、不安をなくすことではない。いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、休むことなく生み続けることなのである。

池田貴将. 覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.249-252). Kindle 版.


Rouryu Mori


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