上京銭湯日記

上京銭湯日記。~第四回 鶯谷 萩の湯~

朝風呂はなんか好きだ。1日の始まりを最高の状態で迎えられる。そこにサウナもあると言ったら何もいうことはない。

朝風呂をやっている銭湯は数少なく、そのなかでも一番と言っていいほど快適な環境が整ってるのは、鶯谷にある萩の湯に違いないかと。

鶯谷駅北口から徒歩3分の場所にあるこの銭湯の1番の魅力は施設自体の大きさだろう。健康ランドにきてるかのような大きさで銭湯のテーマパークという異名も付いているほどだ。この萩の湯はサウナに炭酸泉、水風呂、ジェットバス付の白湯、日替わり薬湯、露天風呂といったバリエーション。銭湯とは感じないほど大きくこんなとこに460円(入浴料)で入れるなんて。

サウナ料金は平日は120円、土日祝日は170円とサウナ料金も安い。
タオルセットも借りると土日祝日でも700円とコスパも最強。

夜行バスで東京に来た方で朝さっぱりしたい方はぜひ行ってみてください。
そして、朝なら追加料金は無しでサウナを楽しめちゃうんです。

お得とかそういう話ではありません。銭湯好きな人、サウナ好きな人は1度は訪れるべき。

普段よりお得なこともあり、朝によく訪れていました。
田端に住んでいた時は自転車で行ける距離なので6時に入り8時半には家について美味しい朝食を食べるという贅沢をしていました。

なんの話をしているんだ僕は。一旦銭湯内の解説に戻ります。

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まずは日替わり薬湯から。少し熱めで慣れていない方には少ししんどいかも。でも、漢方や花と行った様々な香りが楽しめるのでいつもより少し長くチャレンジしてみてください。ここで体の芯まであっためて心も温めちゃってください。

そんな火照った体を迎えてくれるのは広めの水風呂。広めの水風呂ってなんか良くないですか?贅沢というか、自由になれるというか。常識の範囲内で好きなことできるんですよ。水風呂の神でも住んでるんか、もはや水の神ポセイドンが住んでるんか。そんな感じの気持ちになるわけです。(?)

水風呂の気持ち良さがわかると水風呂で行く銭湯(サウナ)を決めるようになるのは僕だけでしょうか。今日はこの水風呂に浸かりたい。今日はこの水風呂に弄ばれたい。今日はこの水風呂に...なんて考えるだけでよだれ溢れてきますね。
次行きます。

サウナはテレビ付きの広め遠赤外線サウナ。みなさんがイメージしているサウナ1.5倍くらいだと思います。なんとなくですが。
朝に行っても夜に行っても激混みな萩の湯ですが、もちろんサウナも混んでいます。居心地がいいかと言われたらそうではありませんが、お得に勝てるものはありません。朝のニュースをみながらサウナに入るのはなんか不思議な感じ。情報も入ってきやすいですし、割と集中できる環境なんで一旦試してみてください。もはや試せ。
(最近うるさいですね。すみません。)

そこから水風呂に入り露天風呂エリアにある休憩椅子で整える。最高の循環なんです。休憩椅子も広くて休めないことはまずないです。
そしてたまに空いてるタイミングで是非長椅子に寝転んでみてください。昇天します。そして寝転び休憩の虜になります。そして寝ちゃいます。

このセットでやっていただくと基本時にはバキバキに整います。
鶯谷はピンクの街というイメージがあるかもしれないけれど素論それだけではないし素敵なところはたくさんあります。サウナセンターもあるし実は鶯谷ってサウナや銭湯の聖地なのかもしれませんね。

今日はしっかり整えたい!そんなあなたが求めている銭湯はここかもしれません。