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算数と遺伝そして偏差値70での失恋〜学歴厨夫とFラン妻の往復書簡24〜

こんにちは。
学歴厨でバカ親のサバ缶です。
先日、公文の面談に出席しました。

息子(子サバ)が算数が出来るとお褒めの言葉をいただいたことにFラン妻が、「でも筆算を左から解くんですよ」と言ったところ、同じように筆算を右から(つまり一の位から)解くのではなく左からそのまま答えを書いていた子たちは、小学校3、4年で高校の数学をやっているとのことでその子たちを彷彿とさせると言われました。
算数のセンスをベタ褒めされた算数アレルギーのFラン妻は嬉しそうでしたが、サバ缶は内心複雑な気持ちでした。

なぜかといえば、サバ缶の家系は算数が得意でした。
だからこそ、その才能の限界も知っていたからです(大袈裟ですみません)。

(自慢話がしばらく続いて申し訳ないのですが)、サバ缶は数学だけなら公立中学ですが圧倒的な一番でしたし、開成高校の数学の過去問も合格点をとっていました。予備校でも東大文系特進クラスで数学だけは一番を取り続けましたし、センター試験でも現役、浪人と2年連続で200点満点を取りました。実際の大学入試でも京都大学以外の早慶上智では数学は満点だったと思います。

しかし、しかしです!都内の私立進学校の理系クラスではサバ缶の数学の成績は凡庸なものでした。上には上がいると思い知らされました。そこには、高校二年で東大模試を受けて理3のA判定をとっていたり、高校生で大学院の数学の問題を解いていたりする同級生がちらほらといたのです。
それでサバ缶は自分のアイデンティティだった数学の才能が大したものじゃなかったことに気付かされたのです。
それがきっかけで文転をしたわけです。

父親も東京理科大の数学科出身ですが、「問題を解くのが好きだっただけで、問いを立てる大学数学は向いていなかったんだよなあ」と酔った勢いで吐露していました。
そして授業は代返を頼んで、喫茶店でインベーターゲームをしていたそうです。

サバ缶も父サバも数学を得意にしながら挫折したわけです。つまり数学は「学問の女王」と言われますが、親子二代にして振られたわけです。子サバはどうなるかなぁ(ちなみに子サバは幼稚園でほとんどモテません)。

今日の一言
女の子に好かれるのって大事。






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