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SDGsウォッシングは天が見ている

アメリカのシリコンバレーで、衛星画像をAIを使って解析している「オービタルインサイト社」という会社があります。「地球を丸ごとスキャンする」という事業理念で立ち上げられました。

解析している衛星画像の精度は、規制により「25cm x 25cm のサイズで人の顔が判別できる程度の解像度」となっています。

この技術が実現するソリューションとしては、郊外型スーパー等の店舗の来客数を駐車場の衛星画像から見積もることができます。これにより企業による情報開示よりも早く、その企業の業績がわかります。

その他に土地開発プロジェクトの進捗状況や、自然災害の被害状況等も確認できます。

SDGsに関しては、「パームオイルの製油所から物の流れを逆追い(納品トラックがどこから来ているのか)して、出荷元の農家が焼畑をやっていないかを調べることができます。

つまり「地球にダメージを与えるサプライチェーンになっていないか=SDGsウォッシングではないか」の確認が衛星画像のAIによる検証で可能になっているということです。

「お天道様がみてますよ!!」という日本的な道徳心が科学技術の進歩により現実化していますね。Stay SDGs!!
#sdgs  #fake #衛星 #AI 

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