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昆虫食のSDGs

近年注目されている昆虫食ですが、国際連合食糧農業機関(FAO)が2013年に発表した「Edible Insects」というリポートに面白い比較統計が出ています。

「昆虫食は蛋白源としてこんなに優秀なんだよ!!」という結果が、可食部を1kg生産する場合に必要な資源量で昆虫(写真のゴミムシダマシの幼虫)と豚と牛を比較し示されています。

まず飼育時に必要な餌の量は、昆虫が1.7kg、豚が5kg、牛が10kgです。

次に飼育時に発生する温室効果ガスの量は、昆虫が10g、豚が1100g 、牛が2800gとなっており昆虫は豚と比べても100分の1以下になっています。

最後に飼育時に必要なスペース(農地)の比較ですが、昆虫が1に対して豚が3.5で牛が10となります。

この様に昆虫食が食糧危機の救世主と言われているのには、圧倒的な生産効率の良さがあります。

とはいえ私は、「昆虫食でしか味わえない美味」が無ければ進んで食べようとは思いません。

自然に美味しいと思える牛や豚を、たとえ効率が悪くても、誰一人取り残さずに食べたい人が食べられる世界を目指したいですね。StaySDGs!!
#sdgs  #昆虫食 #生産効率 #staysdgs

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